岩手県産広葉樹の丸太購入

毎年定期的に行っている広葉樹の丸太購入。
先月、矢巾町にある岩手県森林組合連合会さんの木材流通センターにお邪魔してきました。
広い丸太置き場には、岩手県産の広葉樹の丸太が沢山並んでいました！
北海道に次ぐ面積に岩手、山がいっぱいで広葉樹もたくさん伐採されていますね。

見渡す限りの広葉樹の丸太･････｡
一体何本あるのでしょうか？
今年の春は、広葉樹の丸太の流通が多いようで、すごい量の丸太でした。

少し特殊な用途に使うための広葉樹の丸太を探していた私が注目したのは･･･「カヤ」。
直径1ｍ近くのカヤの丸太です。
カヤは将棋の盤や駒を作る素材として有名です。
このカヤの丸太は、節の位置もありあまり将棋の素材には適しておらず安価でした。
それにしても大きな丸太です。

こちらも直径1ｍを超すケヤキの丸太です。
真ん中は腐って空洞になっている丸太ですね。
コチラも安価な丸太でした。
使う用途によっては、生きてくる形状と長さ。
購入を検討です！

栗・セン・オニグルミ・カツラ・楢・ブナ・山桜・朴・栃・キハダなどなど
岩手で採れる広葉樹は多種多様ですね。
それぞれの樹種の特徴を生かした使い方でお客様には提案していきます。
いつまで見ていても飽きない風景です。

毎年春は、丸太購入の時期でもあります。
寒切りと言って樹木が水を吸い上げていない冬場に伐採を行います。
春を待って市場に運び、入札を行う事で高品質の丸太を高値で売却できるのが春の広葉樹の市場でもあります。
岩手に生えている多種多様な広葉樹が一堂に介す市場の風景は圧巻です。
今年も良い木材を購入出来ました。
来年以降の仕様に向けて、この後は製材・乾燥へと工程が進む事になります。
そんな木の購入のお話でした！