「どん底酒BAR」完成写真③

遠野のオーベルジュ「とおの屋　要」様の盛岡での新店舗「どん底酒BAR」が完成しました。
「とおの屋　要」様で製造しているどぶろくを中心としたBARとして計画してきました。
それにしても店名「どん底酒BAR」とは････インパクトのある名前ですね～。
もちろんお店の存在自体もインパクトがあります！
テナントの面積が7坪弱の小さな空間に店主「要太郎」さんと一緒に考えたギリギリの空間が存在しています。
もちろん素敵な空間になっています。
そんなお店の完成写真を数回に分けてご紹介していきますね。
3回目の今回は、厨房の様子を中心にご紹介です。

お店の外。
一か所だけある窓の外はこんな感じです。
蔦に覆われつつある窓、緑に囲われたこの窓もこのお店の雰囲気作りに欠かせない要素でした。
これから何年もかけてさらに増殖していく事でしょう！

中から見た窓はこんな様子です。
日中は、蔦の葉に光が当たりまぶしく輝いて見える植物の神々しさも見る事が出来ます。
この景色もこの店舗物件を店主「要太郎」さんが選んだ一因ですね。

厨房の全景です。
元々BARだった時のカウンター厨房を少しだけサイズアップして作った厨房です。
店主が考え抜いたギリギリのサイズ感、ギリギリの機材を詰め込んでいます。

厨房の外側は、カウンター席ですね。
席数は3席と立ち飲み用のスペースで構成されています。
厨房機器の配置と客席の空間は表裏一体････ギリギリの空間構成がこのお店の特徴でもあります。

お店の一番奥には、冷蔵のショーケースと木製の棚が配置されています。
お酒や食材をストックする厨房の延長的な機能を持つ場所になります。
ここも厨房としての機能とインテリアとしての機能を合わせ持つ場所。
ギリギリのスペースでは、機能を組合わせて使う必要が出てきますね。

向かって右側の木の棚は、古材を使ったインテリアの一部としての棚です。
棚にお酒を置いた際に地震などで酒瓶が落ちないようにする為のワイヤーもこの通り････｡
なるべく目立たないように取り付けてあります。
インテリアとしての機能と厨房機器としての機能をうまく両立させる位置と仕掛けが施してあります。


遠野のオーベルジュ「とおの屋　要」さんの新しいお店「どん底酒BAR」完成しました。
今回は盛岡市菜園（岩公園脇の街道に並行する細い路地）の小さなテナント物件での施工でした。
お店の床面積は7坪弱、そこに何の設備を配置し、客席は何席設けるか、店主「要太郎」さんと打ち合わせしながらテナント内装工事を進んできました。
限られたスペースにいろんな要素を盛り込むギリギリの計画。
他には無い、要太郎さんの独自のお店作りのお手伝いをしてきました！
新しいお店だけど、前からそこにあったかのような仕上げを目指して施工してきたお店の内装です！
次回もお楽しみに！