薪小屋の修理

一気に真夏がやってきた盛岡。
昨日もほぼ猛暑日、夜も熱帯夜に近い暑さが続いています。
そんな暑い夏に修理を行った薪小屋。
皆さん忘れたと思いますが、昨冬は雪が多く盛岡はかなり雪害が発生しました。
今回修理した薪小屋も母屋の軒先の大きな氷が春に落下して壊れたモノです。
暑い夏に修理した雪害の修理作業の様子です。

雪害で壊れた薪小屋です。
何だか屋根の形状に違和感がありますね････｡

母屋の軒先に出来た大きな氷の塊が春に落下。
隣に建つこの薪小屋の軒先に直撃しました｡
結果は････？
軒先の垂木と小舞がボキッと折れています。

早速修理開始です。
まずは、ポリカ波板の屋根材を外します。
折れた垂木と小舞を外しました。

新しい垂木を設置しました。
他の垂木に厚みを合わせて微調整しながら施工を進めています。
この垂木の軒先に小舞という屋根材の下地となる木を戻せば屋根下地が出来上がりです。

新しい垂木と小舞が復旧した屋根下地。
まわりの塗装済みの木材と違い、真新しい木が設置されています。
これで薪小屋の屋根構造が元に戻りました。

屋根材のポリカ波板を戻して屋根が治りました。
これで雨漏りの心配も無く、元に戻りました。

こんな風に垂木と小舞が復旧です。
小さな修繕ですが、夏場に作る薪を冬まで乾燥させるための大事な小屋でした。
雪害で壊れた小屋をこの時期に直し、少しずつ来冬に向けて薪を貯蔵していくための修繕です。

直した薪小屋に撒きがたくさん積まれて行きます。
良い景色ですね。
これで安心して次の冬に備えられますね。

雪害を受けた薪小屋の修理のお話でした。
これだけ暑いと春の被害も忘れがちですね。
こんな暑い夏でも次の冬に向けた準備が始まっています。
今回は、そんな冬に活躍する薪小屋の修理の様子でした。