岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 08月 09日
盛岡市中心部の狭小地で進む住宅新築プロジェクト「土間のある家」。
敷地は盛岡の中心部ならではの狭小地、敷地を目いっぱい使って面白い家づくりを計画しました。 弊社の大工の技術とお施主様のアイデアが作る家づくりが進行中です。 素材はもちろん岩手県・盛岡市の木材たちを使い、大工の技術を活かした家づくりを進めて行きます。 基礎工事と構造材の刻みが終わり、いよいよ現地での建て方作業が始まりました。 そんな建て方作業を進める大工たちの様子をお伝えします。 現地での建て方作業が始まりました。 まずは、柱建ての作業が進みます。 ヒノキの土台の上に杉の柱を立てて行く工程です。 約3mの長さの柱がニョキニョキと立ち上がって行きます。 通し柱だけは長さが6m近くあり、足場を使いながら大工数人掛りで立てます。 いよいよ大工たちが刻んだ構造材が組み上がり始めました。 たくさんの柱が立ちました! 元は、盛岡市近郊の山に立っていた杉の木が、伐採・運搬・製材・乾燥・墨付・刻みといろんな工程を経て街にやって来ました。 そしてもう一度家という建物に柱として林を形成していきます。 道路際の6m近い集成梁はトラックのクレーンを使って組みます。 この現場、クレーンを置く場所が無く、人力での建て方作業です。 この一番重い梁だけは、クレーンを使って組み上げました。 建物外周の桁材が掛かって行きます。 横架材と呼ぶ横方向の桁材には、唐松材を使っています。 唐松は針葉樹中では強度が高く、横に寝せて使う事に利点がある材です。 梁材を掛ける様子。 大工2人が構造に上がり、下から梁材を持ち上げて仕口に組むという流れ。 大工たちみんなで協力しながら建て方作業が進みます。 梁が掛かりました。 この梁材も唐松材です。 この後、カケヤで梁を上から叩き、仕口にはめ込みます。 1階の構造の上に立つ中津大工。 大工らしい良い姿ですね。 大工たちは、こうして木組み構造を組む事を学んでいきます。 次の世代の大工たちにこうして技術を継承していきます。 1階部分の構造がほぼ組み上がりました。 基礎しか無かった現場に一気に建物構造が立ち上がるのが「建て方」という工程です。 大工たちの掛け声・木槌を叩く音・そして木材のいい香りが現場に響きます。 職人の仕事って感じの現場の雰囲気です。 弊社作業場で進めてきた、大工の棟梁による構造材の刻みの工程が完了し、現地での建て方作業が始まりました。 大工たちの仕事で最も華のある作業でもあります。 大工たちの掛け声・木槌を叩く音・木材の香り、現場は活気が満ち、良い雰囲気です! お客様のアイデア・要望を伺い二次元の図面作り、そこから三次元の立体へと変換していく工程を担うのが私たち工務店の一番の仕事です。 そしてその平面から立体への変換を手仕事で行うのが大工という仕事です。 木組みの図面「図板」を元に建物の構造材を刻み、その構造材が現地で一気に組み上がる様は何度見ても気持ちが良いですね! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-08-09 05:31
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