岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2023年 09月 25日
現在施工中のとある現場で使うケヤキの大梁。
その加工の様子です。 使うのは、弊社で在庫しているケヤキの角材たちです。 ケヤキ材は、一般に硬くて比重が高く、乾燥に時間がかかる材質として知られています。 弊社でも、購入後角材のまま何年も保管してから使っています。 そんなケヤキ材の加工の様子をご紹介しますね。 今回はこの材を加工する事に・・・・。 どうやって加工するのかなあ? まずは弊社の木材保管場所から角材を取り出し、製材所さんに運びます。 盛岡市川目の「坂東木材」さんに到着です。 フォークリフトでケヤキ材を運んでいきます。 やってきたのは、大きな製材機。 製材機の上にケヤキの角材を置き、大きなバンドソーで表面を挽いてきれいな四角に挽きなおします。 修正挽きと呼ぶ作業です。 何年も乾燥させた角材は、再度こうして製材機で真四角に挽きなおします。 弊社作業場に戻ってきたケヤキの角材です。 とってもきれいな木目が現れました! 日本を代表する銘木「ケヤキ」のすばらしさを再認識です。 この材を大工がどんなふうに加工すのか、楽しみです。 角材を触って確認するのは袰岩大工です。 大工は、「見て・嗅いで・触って・持って」その木を確かめます。 良いケヤキは、大工を魅了しますね。 そしてどんな風に使うのか、どう加工するのか、が大工の気になるところです。 袰岩大工とこの材の使い方をじっくりと協議します。 大きなケヤキ材の加工の様子。 大きな材は、仕口を加工する際に材の上に乗って鋸を入れます。 大工が乗ってもビクともしないほど重くて安定性が良いですね。 こうした材の加工に使う鋸は、目研ぎした昔の鋸を使います。 大工道具も昔ながらの道具が活躍します。 仕口も大きいですね。 切れ味のいい刃物で仕口を作る袰岩大工。 重く硬いケヤキも大工たちの良い道具できれいに加工する事が出来ます。 本物の道具とその刃物を研ぐ技術があれば加工する事が出来ます。 大工の技術とは、刃物を研ぐ技術でもあります。 大きなケヤキの角材を加工する様子を紹介しました。 なかなか使う機会が無いケヤキの大きな角材、大工たちも緊張しながらの作業となります。 昔ながらの大工の技術と経験があれば、問題無く加工する事が出来ますね。 こんないい素材を使って仕事が出来ることはありがたい事です。 大工たちが良い表情で仕事を進めるのを見るとこうした技術を残して行く事が私たち工務店の使命のような気がしますね。 そんな大きなケヤキ材の加工の様子を紹介しました!
by iwaizawa
| 2023-09-25 05:13
| いろんな話
|
ファン申請 |
||