岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 09月 30日
弊社の仕事は、建物を作る建築が主です。
そこで仕事をしているのが「大工」という職人たち。 大工は、木を加工して組み上げて建物を形成していきます。 何も無かった場所に建物を作るという事はとても大変な作業です。 そしてその建築に使うのが、木という事になります。 木を加工して使う大工の仕事は、木の成長から考えると100年近いスパンの長い工程を経る世代を跨いだ仕事という事になりますね。 そんな大工仕事を紹介です。 見ごたえありますね。 すべて地元岩手県産の木材たちです。 そしてその木を加工するのが「大工」という仕事です。 こちらは、樹齢80年ほどの赤松の棟木。 大工の大きさを比較するとその木の太さが理解できます。 樹種ごとに性質の違う木を使い、適材適所に使う大工の技術は、遥か平安の時代から続いてきたと言います。 赤松の棟木を刻むのは、田村大工。 付きノミという木の加工する道具を使い、少しずつ木を削る作業を行っています。 継ぎ手は「金輪継ぎ」ですね。 木・道具・大工がそろって初めてこうした大きな構造材の加工が出来ます。 こちらは栗の曲がり梁を刻む藤沢大工。 鋸で仕口を刻んでいます。 大きな仕口には大きな道具が必要。 いろんな手仕事の道具を駆使して木を加工していきます。 道具の手入れももちろん大工の仕事。 カンナの刃を研ぐ小瀬川大工。 大工道具の世界も広がっています。 鋼を作るための砂鉄採りから精錬・鍛冶屋とつながり、大工の元に道具がやってきます。 良い道具が無いと大工仕事は成り立ちませんね。 ケヤキの大黒柱を仕上げるのは袰岩大工。 硬いケヤキの木は、カンナを掛けるのがとても大変です。 大工の経験と技術、そして良い道具がこうした加工作業を支えています。 幅の広いケヤキの板を加工するのは、鈴木大工。 明治時代の大工が作った板を削って加工しています。 昔の大工の技術を見るのも大事な経験となります。 そして現代の建物へその技術を残すのも大事です。 大工仕事は、まだまだアナログの手仕事が大半を占めています。 現代は、こうして手を動かし体を使う仕事がどんどん減っています。 機械化という流れが大きいのですが、よ~く見ると機械化できないモノもまだまだ残っています。 そんな手仕事の代表的な仕事が大工かもしれませんね。 木を使う大工仕事を紹介してきました。 弊社では、こうした大工の技術と経験を住宅の建築やお店の内装にいかして仕事をしています。 本物の素材と職人だけが出せるモノをデジタルと工業製品があふれる現代に残していきたいですね。 もちろんそこには地元岩手の持つ多くの木があります。 岩手の木を使い、手仕事を生かした大工仕事で良いものを作っていきたいですね。
by iwaizawa
| 2023-09-30 05:41
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