岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 10月 20日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場がいよいよ進み始めました! どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! 築100年以上の古民家から外した木材もこうして再利用が可能です。 壊して作り変える現代の経済サイクルに逆行する建築となります。 楽しみだな~。 新しい赤松材への墨付けを進める藤澤棟梁。 図板を元に新材と古材をうまく組み合わせる計画を進めて行きます。 こうした建築には、技術と経験を兼ね備えた大工の存在が欠かせませんね。 この古材も墨付けの準備が進んでいます。 黒く平らな面が無い赤松の合掌材は、墨付けする為に糸を張ります。 糸を水平・垂直に見立てて、そこからの距離を測って墨付けを行います。 墨付けを待つ古材たち。 壮観ですね。 茅葺屋根を支えてきた合掌材たちです。 今回の建物では各所の柱や母屋材として再利用する計画です。 一方、現場では基礎工事が進行中です。 基礎の立ち上がり部分のコンクリートが打設されて、型枠が外されました。 基礎外周をぐるっと断熱材が取り囲むように配置されています。 水道の配管作業が始まりました。 建物と道路の間の狭いスペースを掘削し、給水管と排水管の敷設が進みます。 建物の外側から内側へとピンクと水色の管が入っています。 これが水とお湯の配管となります。 基礎内部の土間下を水道管が所定の位置まで進みます。 こちらは厨房の外側に設置されたグリーストラップです。 レストランの排水は、直接下水道に流さず、グリーストラップで不純物(油など)を除去してから流すことになります。 お店の営業に関わる大事な設備の設置も進みます。 いよいよ始まったレストランの新築工事です。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 今度は、弊社作業場での大工の棟梁による墨付け、現場での基礎工事が進み始めました。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないという計画のちょっと変わった建物の建築が始動です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2023-10-20 04:51
| 現場日記~店舗~
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