岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 11月 09日
花巻市石鳥谷町で進行中の小さな住宅の新築プロジェクト。
ご家族3人で暮らす木の香りがあふれる家づくりが進んでいます! 建物を構成する構造材から下地材、そして人が触れる仕上げに至るまで地元岩県産の木材をたくさん使って仕上げていきます。 お施主様から伺った要望を最大限組み込みつつ、ご予算に合わせて間取りを構成しました。 小さな建物ですが、暮らしやすい住宅となるはずです! それではそんな家づくりの様子をご紹介していきますね。 棟梁を務める丸山大工、真剣な眼差しで墨付けの作業を進めていますね。 「墨付け」とは、建物を構成する木材の加工を行うために、仕口加工の線引きと番付を記載する作業の事です。 その建物の棟梁を務める大工がすべての構造材にこの「墨付け」を行います。 棟梁の木を見る目、加工する技術、これまでの大工としての経験が必要なとっても大事な仕事です。 弊社では、建物ごとに棟梁を決めて、その大工が責任をもって仕事を進めて行きます。 唐松の梁材に墨付けする丸山棟梁。 唐松は、岩手を代表する針葉樹の一種です。 赤い木肌と細かな節が特徴ですね。 強度が高い唐松は、梁や桁と言った横架材に使っていきます。 墨付けを終えた構造材がだんだん山積みになります。 そうするとフォークリフトを使って材を持ち運びます。 次の工程「刻み」を行う場所へと構造材を移動していきます。 「刻み」の作業を行う中津大工です。 先ほど丸山棟梁が墨付けした材の仕口を加工していきます。 「刻み」には、電動工具と鋸・ノミ・カンナなどの手仕事の道具を併用して作業を進めて行きます。 昔から続く大工仕事の一番の基本工程ですね。 一方の現場では、基礎工事が進みます。 ベースコンクリートを打設した上に鋼製の型枠を組んでいきます。 基礎の立ち上がり部分を作る為にコンクリートを流し込む為の枠の設置です。 型枠の中には、塩ビパイプが仕込まれています。 これは、水道の配管を通す為の経路にあたります。 基礎工事と同時に水道配管の準備も並行して進みます。 型枠の上に乗って作業しているのは、基礎天端の水平出しの作業です。 レーザーレベル水準器を使って、基礎の天端部分の高さを水平にする為の測量作業になります。 現代は、こうしたレーザーを使った機器を使って精度の高い基礎工事を行っています。 現場には、コンクリート圧送車とミキサー車がやってきました。 基礎の立ち上がり部分のコンクリート打設作業が始まりました。 設置した型枠内にドロドロのコンクリートを流し込み、基礎を作る工程が進んでいきます。 花巻市石鳥谷町で始まった岩手県産木材を使った小さな住宅の新築プロジェクトです。 今回は、「いわて木づかい住宅普及促進事業」を使った家づくりを計画しています。 地元岩手の木を使い、高性能な家づくりを後押ししてくれる岩手県の補助事業です。 そして、そんな家づくりの根幹は、技術と経験豊富な大工が担っていきます。 職人が中心の家づくりの様子を少しずつ紹介していきますね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-11-09 04:59
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