岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2023年 11月 15日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中! 弊社作業場では、大工たちの構造材の刻み作業が進んでいます。 どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! 今回の建物に使う構造材が山積みの中、木を刻むノミと木槌の音が響きます。 遥か昔から続く大工仕事の基礎となる工程が進んでいます。 大工仕事を支える道具たち。 打ちノミ・突きノミ・木槌・鋸・差し金。 こうした道具が大工の刻みの作業の根幹を支えています。 古材にノミを当てる藤澤棟梁。 年月が経つ事で生まれてくる木の風合いを生かした仕上げを目指します。 この古材の雰囲気を残しつつ、建物に組み込むには大工の技術と経験が必要です。 古材に鋸を当てる棟梁。 現代の大工仕事からほぼ消えた風景です。 電動の丸ノコで木を切断する事が多いのですが、こうした古材の切断には手ノコが必要です。 手仕事がこうした作業を支えています。 古材の梁を補修中ですね。 ひび割れ部分をくっつけたり、古いほぞ穴を埋め木したりと古材の加工も同時に進みます。 コチラは、センの木の古材の梁材です。 とにかくデカい梁でしたね。 古材と同時に新材の刻みも進みます。 この材は赤松、もちろん地元岩手県産の材です。 その赤松に記した棟梁が墨付けした仕口の加工線。 この墨で描いた線を元に仕口の刻みが進んでいきます。 木の端から順に刻みが進みます。 刻みの作業は小瀬川大工が担当です。 だんだん仕口の形が見えてきました。 ノミを使って木を削る小瀬川大工。 切れ味の良いノミは、手で押すだけで木が削れていきます。 大工仕事には、この刃物の切れ味が大事になります。 刃の切れ味を保つのは、研ぎの技術ですね。 大工たちは、良い道具を持ち、刃研ぎの技術も高くないと道具を使いこなせません。 刃物の付いた道具を駆使する為には、砥石もたくさん必要です。 そして研ぎの技術も必要不可欠ですね。 赤松の登り梁の仕口が出来上がってきました。 地元岩手の赤松材は、こうして梁材として使われます。 大工の技術を生かし、こうした木の加工が進んでいきます。 進行中のレストランの新築工事の大工仕事です。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 現在は現場での基礎工事がほぼ終わり、大工の刻みの作業が進んでいます。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないという計画のちょっと変わった建物の建築が進行中です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2023-11-15 04:41
| 現場日記~店舗~
|
ファン申請 |
||