マチナカ狭小地「土間のある家」 大工工事進行中です。

盛岡市中心部の狭小地で進む住宅新築プロジェクト「土間のある家」。
敷地は盛岡の中心部ならではの狭小地、敷地を目いっぱい使って面白い家づくりを計画しました。
弊社の大工の技術とお施主様のアイデアが作る家づくりが進行中です。
素材はもちろん岩手県・盛岡市の木材たちを使い、大工の技術を活かした家づくりを進めて行きます。
現在は建物内部で壁や天井の下地作業から仕上げの床張り作業へと工程が進み、外部では塗り壁が仕上がってきました。
いよいよ虎児も終盤へと差し掛かってきました！
そんな進行中の現場の様子を紹介しています。

仕上げの作業が進む室内。
玄関を入ってすぐの土間空間も下地が整ってきました。
その土間に配置してある大きな窓は、まだシャッターが閉まっていますが存在が見えてきました。
広い土間・大きなガラス面、マチナカの建物には珍しい空間が徐々に姿を現していきます。

玄関・土間・リビングとつながる雰囲気も少しずつ見えてきました。
マチナカの狭小地に計画しているため、間口の制約がある中、なるべくこの玄関土間を広く確保し、建物に入った際にゆとりを感じる空間を計画しています。

玄関土間のガラス面、シャッターを開けるとこんな感じです。
外部の塗り壁も仕上がり、とってもいい雰囲気です！
ガラスのまわりの木枠は、栗材で仕上げています。
地元岩手の木を使って細部を仕上げています。

玄関土間から続くLDK空間の床板張りが進んでいます。
この床板も岩手県産の栗材を使っています。
木目もきれいな栗の床、仕上がりが楽しみです！

玄関の上がり框部分も栗材を使っています。
今回は、床板を同じ厚みの少しスマートな框材を用意しています。
シンプルに整った内装仕上げを目指して細部もきれいに納めていきます。

キッチン部分も床板張りが進んでいます。
無垢の木を使った内装の仕上げと同時に最新の水回り機器の設置準備も進んでいきます。

キッチンの設置作業が始まりました。
まずは、防汚性の高いキッチンパネルを壁に張り、レンジフードが取り付けられました。
汚れに強くシンプルなキッチンが設置される計画です。

キッチン本体の設置が進みます。
狭い場所でも施工が可能なように本体は分割されて搬入されてきます。
現地でバラバラの部材を組立て、最後に天板とシンクを載せて完成となります。

仕上げの工程が始まった現場の様子を紹介しました。
地元産の木材を使い大工が作る住空間はこんな風に作られていきます。
昔からの素材・木と最新の工業製品が一体となって住宅が作られていきます。
そしてそこには、「大工」という職人が必要不可欠です。
技術と経験が豊富な大工は、伝統的な木の加工と最新設備機器の設置までこなしていきます。
いろんな工程で職人たちが活躍する家づくりです。
続きをお楽しみに！