敷地を囲むブロック塀の撤去・新しい塀の設置工事 進行中

昔作られた敷地を四方囲うブロック塀。
よく大きな地震の際に倒れて被害が派生する事例を聞くこともありますね。
今回は、そんな基準をクリアしていない敷地外周のブロック塀を撤去し、新しく木製塀を設置する外構工事を行いました。
建物が敷地一杯に建つ街中では、ブロック塀の撤去と搬出が最大の難関です。
今回は、盛岡市中心部の住宅密集地でのブロック塀の更新を行う外構工事の様子を少しずつ順を追って紹介していきます。

敷地東側の一角で進むブロック塀の解体作業。
ここは、一部隣接する駐車場に接しているので、駐車場のオーナー様の協力をいただき、重機を使っての解体作業が進みます。
やはり作業スペースのある場所での重機を使った解体作業は進みも早いですね。
あっという間にブロック塀が無くなります。

壊したブロックの搬出も重機を使います。
重機のバケットにブロックを積み込み、トラックに載せていきます。
トラックも近づく事が出来る場所では、搬出作業も早いですね。

駐車場に隣接する一角のブロック塀が完全に無くなりました。
今度はこの場所を起点にトラックを使ってのブロック塀の搬出が行えます。
そして重機は、ブロック塀と建物の隅間に向かいます。
ほぼ重機と同じ隙間しかない場所でも解体作業を進めて行きます。

ブロック塀の解体が進みます。
狭いスペースでもゆっくり時間を掛けて重機と人でブロックを崩すことが出来ます。
隣の駐輪場ギリギリのスペース････緊張感が漂いますね。

駐輪場を含む隣接アパートとの境界のブロック塀が撤去されました。
難易度の高い場所の解体を終えて一安心です。
こうして隣接地との離れ・隣接地の構築物・作業スペース・搬出経路ごとに作業内容を微調整しながらブロックの解体作業が進みます。

続いて始まった北面のブロック塀の解体。
ここは庭に広さがあり、重機が十分入れる場所なので、重機のブレーカーを使った解体が始まりました。
重機の先に着いた棒のような部分が振動してブロックに穴をあけて壊します。

アッという間にブロック塀が無くなりました。
作業スペースが確保できる場所では、重機をフル稼働して素早い解体が出来ます。

壊したブロックを搬出するときれいになりましたね。
狭いスペースでのブロック塀の解体には、隣接地の方の協力が必要になります。
素早く解体し、清掃して元に復旧していきます。

敷地を囲むブロック塀の撤去作業が進行中です。
解体作業が難しい隣地境界ギリギリの面の解体作業が進んでいます。
住宅密集地は、境界まで1ｍもスペースの無い部分が多くあります。
そんな場所は、ほぼ人力でのブロック塀の解体と搬出が必要です。
工期も費用もかなり掛かる難作業が予想されますね。
そんな外構工事の様子をご紹介しました。
続きをお楽しみに！