岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 01月 15日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中! 弊社作業場での構造材の刻みもほぼ終わり、現地での建て方作業の準備が始まりました! と思いきや・・・・ケヤキの大木が現場にやってきました。 ここからケヤキの大木の加工作業が進みます。 通常の建物とは現場の雰囲気が全然違いますね。 どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! 作業員と比較するとこの丸太の太さが分かりますね。 響き渡るチェーンソーのエンジン音が物語るケヤキの硬さ。 なかなか切断も進みません・・・・。 まずは丸太の片側の切断が終了です。 木口にはくさびを打ちながら切断を進めます。 伐採してから半年以上が経つ丸太もまだ生きています。 切断面の木が動き、チェーンソーの刃が挟まってしまいます。 藤澤大工と木こりの平賀さんが作業を停めて作戦会議。 切断の端部を先行して加工する準備の打合せですね。 切断作業を進めながら次の工程の段取りを決めて行きます。 すべては現場で作業を進めながらの判断です。 やはり技術と経験、そして職人の勘が頼りになります。 藤澤大工が墨出し作業。 丸太の切断の端部の納まりを丸太に書き込みます。 大きな刃のノコギリで切断作業を進めます。 現代の大工が使う小さなノコギリでは、歯が立ちませんね。 昔から使われてきた大きなノコギリが大事な仕事をこなしてくれます。 そしてチェーンソーも使って端部を彫り込む作業が進みます。 人が乗ってもビクともしないケヤキの丸太・・・・。 もちろん乗っても落ちそうになることはありません。 太い丸太ならではの光景です。 続いては、チェーンソーのガイドを固定する作業です。 小さな角材を使ってガイドを固定する為の下地を作っていきます。 ガイドを取付け再びチェーンソーの切断作業を開始です。 ガイドがしっかりしているとチェーンソーの切断もスムーズです。 硬いケヤキですが、少しずつ着実に切断が進んでいきます。 丸太の一部が落ちました! 切断作業が終了です。 丸太の端の部分ですが、一人で持てないほどの重さです・・・・。 恐るべしケヤキの密度・・・・。 こんな風に切断されました。 困難な作業を行ってくれたチェーンソーたちにも感謝ですね。 見事にきれいな切断面が見えました。 進行中のレストランの新築工事は現場でのケヤキの丸太の加工が進行中です。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 今度は、巨大なケヤキの丸太を現地に搬入しての大工仕事が進んでいます。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2024-01-15 07:26
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