岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 01月 30日
昔作られた敷地を四方囲うブロック塀。
よく大きな地震の際に倒れて被害が派生する事例を聞くこともありますね。 今回は、そんな基準をクリアしていない敷地外周のブロック塀を撤去し、新しく木製塀を設置する外構工事を行いました。 建物が敷地一杯に建つ街中では、ブロック塀の撤去と搬出が最大の難関です。 そんな難関のブロック塀撤去を終え、新しい木製塀の新設へと工程が進んできました。 今回は、盛岡市中心部の住宅密集地でのブロック塀の更新を行う外構工事の様子を少しずつ順を追って紹介していきます。 木製塀の設置作業が進む現場です。 細い格子が横方向に並ぶ木製塀が出来ていきます。 適度な隙間があり、程よく視界を遮りつつ風を通す塀となります。 施工を進める坂本大工。 塀の細かな格子は大工が1本1本取り付けていきます。 地元岩手県産木材を使った大工仕事はこうした外構工事でも発揮されています。 敷地形状に合わせて直角ではない隅の部分もきれいに納まります。 ブロック塀に比べると圧倒的に軽く、メンテナンスも容易な塀です。 敷地境界ギリギリに建物が建つマチナカの境界に設置する塀としては、とっても機能的です。 少し格子材が足りなかったので追加の製作を行う坂本大工。 こうして格子1本1本を大工が加工し、四方を防腐塗装していきます。 木の塀というと腐りやすいイメージがありますが、長期間持つようにしっかりと対策をして施工していきます。 格子材は黒い支柱にビスで留め付けていきます。 黒い支柱は、アルミ製の規格部材を使用しています。 最も腐食しやすい支柱を腐食に強いアルミ部材を使う事で耐久性を高めています。 そこに四方をしっかり防腐処理した木材を使う事で塀全体の耐久性を飛躍的に高めています。 程よい視界の確保と通風性を持つ木製塀。 格子材の隙間をどの程度にするかで視界や通風性を変える事も可能です。 不思議と外部側からは塀の敷地内側が見えにくく機能的です。 続いて坂本大工が立て格子の木製塀設置の作業に取り掛かります。 今度は巾の広い板を縦方向に張る塀の施工を進めています。 施工が進むとこんな仕上がりです。 隣地の駐車場側の面をこの立て格子の木製塀にしています。 正面の細い横格子の面と比べると隣地の視認性がかなり低くなっています。 プライバシーを高めたい面には、隙間の少ない巾の広い板を使った塀を設置していきます。 程よく視線を遮り、室内から隣地が見えないような塀としています。 敷地を囲むブロック塀の撤去作業が終わり、新しい木製塀の施工が進む現場です。 雨風にさらされる屋外に設置される塀なので、耐久性を十分高めつつ隣接地との目線や通風を考慮したデザインで施工が進みます。 ブロック塀に比べ軽量で設置や撤去が容易な事、程よい視界の確保と通風性の確保、用途に応じたデザイン、そして地震に対する安全性を考慮した木製塀の施工が進んでいきます。 こうした外構工事でも大工の技術と経験が生きていきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-01-30 04:27
| 外構工事
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