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岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 02月 08日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中! ケヤキの据付作業もいよいよ終わり、建物構造の建て方作業が始まりました。 古材を使った構造もとっても良い雰囲気です! 通常の建物とは現場の雰囲気が全然違いますね。 どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! ![]() 古材を使った特殊な建物構造が少しずつですが組み上がり始めています。 そして地面にはブルーシートをかぶった巨大なケヤキの丸太が鎮座しています。 どんな建物になるのか、この段階でもワクワクします。 建て方作業はクレーンに手伝ってもらいながら進めて行きます。建物を構成する構造材は、地元岩手県産の木材と同じく地元の古民家から取り出した古材たち。 大工の技術と経験を十分に活かし、建物の構造として加工してきました。 いよいよその構造部材たちが現地で建物へと変貌していく過程です。 地上では、監督の舘洞が荷揚げの作業を担当しています。刻みを終えた古材の構造材。 こうしてクレーンで吊り上げて、所定の位置へと運んでいきます。 出番を待つ古材たち。次は一番左に置いてある長く太いセンの梁材が出番を待っています。 古材の通し柱の先端部。変わった柱のホゾが待っています。 古民家の解体を通して弊社の大工たちが覚えたチョウチョ型の不思議なホゾの形状ですね。 太い梁材を柱の先端でつなぐ際に使っています。 遥か昔の大工たちの技術を受け継ぐ現代の大工仕事です。 センの梁が上がってきました。広葉樹でこの長さの梁材は、クレーンを使わないとかなり難しい作業になります。 現代はこうしてクレーンと大工2人で組めますが、昔はどうやって組んでいたのか・・・・。 不思議です。 先ほどのチョウチョ型の柱のホゾに梁を差し込むのは、丸山大工です。センの梁をゆっくりと下ろしながらホゾに入れていきます。 センの梁の反対側は、唐松の担ぎ木に載る構造ですね。こちら側は、藤澤棟梁と舘洞監督がホゾに入れ込みます。 緊張感たっぷりの丸山大工。ゆっくり・ゆっくりと梁を下ろしてホゾに差し込む瞬間ですね。 丸山大工と比べてもセンの梁の太さが分かります。 大工仕事の一番の見せどころでもありますね。 カケヤで叩きながら梁をホゾに入れていきます。慎重に慎重に作業が進みます。 ![]() 遥か昔の大工の仕事をこうして見つつ、その材を再び使って新しい建物が出来ていきます。 大工の歴史を繋いでいく建築とも言えますね。 進行中のレストランの新築工事は現場で建物構造を組み上げる建て方作業が進行中です。 これまで基礎の上で進めてきたケヤキの大木の加工と据え付け作業から建物本体の施工へと工程が進んできました。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 今度は、巨大なケヤキの丸太を現地に据付け、続いて建物本体を組み上げる建て方作業が進んでいます。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2024-02-08 05:31
| 現場日記~店舗~
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