岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 02月 16日
盛岡市開運橋通にあるヘラルボニー様のギャラリーと同じフロアの空きテナントで始まった新たなプロジェクト。
「ワコム&ヘラルボニー盛岡ビレッジ」 設計は合同会社 伊藤維建築設計事務所様、施工は岩井沢工務所というタッグでプロジェクトが進みます。 現場では、左官職人 小松圭太郎による三和土(たたき)の施工が進行中です。 そんな開設までの施工の様子をご紹介していきます。 RC造のビルの4階とは思えない雰囲気ですね・・・・。 山砂で作る三和土(たたき)の表面を削って自然な凹凸を出す作業が進んでいます。 施工を進める左官職人の小松君。 微妙な凹凸を出す仕上げは、職人の技術と勘が頼りです。 何度も何度も削って掃いてを繰り返し、少しずつ三和土が仕上がっていきます。 三和土(たたき)の表面です。 盛岡市玉山区で採れた山砂を使っています。 北上高地川の山砂は、花崗岩が風化して崩れたモノが素材です。 粉かな石粒が集まってこの三和土が形成されています。 元の山砂と比べるとだいぶ色が薄く変化しています。 乾燥が進み、セメント分などの添加物も影響してこうした淡い色合いに仕上がります。 こうした素材の変化も面白いですね。 三和土(たたき)の表面の仕上げを終えた現場。 ビルの4階のテナントとは思えない風景が出来上がってきました。 地球の奥から出てきた岩石がこの風景を作り出していると思うと感慨深いですね。 テナント内にある避難器具。 三和土を作る際にこの部分の納まりがなかなか難しかったですね。 三和土を盛り上げる事で避難器具の動作に影響を与えないように仕上げました。 避難器具の足元部分はこんな納まりに。 これはこれでなかなか面白い仕上がり。 職人の技術が生きた仕上がりです。 さらに日が経過し三和土(たたき)の色が変化していきます。 三和土の表面の凹凸やムラもだんだん見え方が変わっていきます。 自然の素材と職人の技術と勘が作り出すこの質感が良い雰囲気を作り出していきます。 岩手の土・岩手の木・岩手の石を使った内装工事が現地で進んでいます。 RC造のビルの4階とは思えない不思議な空間が出現してきました! そんな空間づくりを進めているのは、技術と経験の豊富な職人です。 人の力を最大限生かした空間づくりには、手仕事の職人の技が必要ですね。 素敵な空間がどんな風に作られていくのか、少しずつご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-02-16 04:33
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