岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 04月 05日
昨年春から取り組んできた大仕事が岩手公園(盛岡城跡公園)にある神社「桜山神社」 様の改修工事でした。
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。 明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。 今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。 歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。 そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。 現場では、社殿の床下地を作り変える作業が進んでいます。 そんな現場での施工の様子を紹介していきます。 再び施工中の床下地が見えてきます。 ヒノキの大引きと根太がとっても奇麗に見えます! 袰岩大工と鈴木大工が古い壁をチェック。 この後の工程で使う壁板の加工を検討します。 昭和初期の大工が作った青森ヒバの壁板ですね。 木の隙間も入念にチェックです。 板と板の合わせ目は、斜めにカットしてありました。 板が乾燥して隙間が空いた際に板が滑って隙間を無くす加工が施されていました。 本殿内部で輪になって話す大工たち。 良い景色です。 昔の大工の仕事を見て、これからの施工についてみんなで輪になって話します。 大工が時代を受け継いで行く瞬間でもありますね。 そして弊社作業場では、床板の加工が終盤を迎えています。 古いケヤキの床板は、厚みをそろえて実加工を行います。 大工たちみんなで板1枚1枚を加工します。 溝堀カッターで実加工を行う袰岩大工。 まわりには、真っ赤なケヤキの挽屑が落ちていきます。 年月が経過したケヤキの板はとても硬くなっています。 ゆっくり着実に実を作っていきます。 現場での床板敷きの作業が始まりました。 白いヒノキの根太の上にケヤキの古い板が載っていきます。 いよいよ古い神社の本殿が元に戻っていく工程に入りました。 とっても良い雰囲気ですね。 社殿の床の改修作業がどんどん進んでいます。 古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。 そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。 解体→床下のコンクリート工事→床組みの修正と工程が進んできました。 こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。 そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-04-05 04:28
| 現場日記~リフォーム~
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