岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 05月 14日
昨年春から取り組んできた大仕事が岩手公園(盛岡城跡公園)にある神社「桜山神社」 様の改修工事でした。
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。 明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。 今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。 歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。 そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。 現場では、社殿の床板を元に戻す工程が進んでいます。 そんな現場での施工の様子を紹介していきます。 今回の改修の大きな目的の一つは、この柱の撤去。 参拝者が拝殿へと真っすぐに進めるように改修作業が進んでいます。 床下には本殿を囲むように蒲鉾型の漆喰の壁がまわっています。 その壁を解体し、土台を加工して柱を架け替えます。 建ってから100年以上経過したケヤキの表情は素敵ですね。 この柱を無くすのは忍びない事ではありますが、参拝者の利便性を考慮して今回は撤去する事になります。 100年以上前の大工の仕事ですね。 硬いケヤキの柱をこんなに細かく加工して仕上げていました。 先人の技術には脱帽ですね。 岩手県産のケヤキの大黒柱に溝を掘る作業。 現代の大工たちも技術はしっかりしています。 ノミと金づちだけで木を加工していく大工たち。 大工の技術と経験がしっかりと生きている施工ですね。 厚みと幅をチェックし、どこにどの幅の床板を敷くのかを確認しておきます。 ベテラン大工たちが技術と経験をフルに生かして施工が進みます。 社務所から本殿に入りやすいように大黒柱の架け替えの準備が進みます。 新旧のケヤキの柱が揃い、架け替えの準備が進む様子は、この先何十年も見られない事でしょう。 そんな大事な施工が進むご社殿内部の様子です。 社殿内部の改修作業がどんどん進んでいます。 古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。 そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。 解体→床下のコンクリート工事→床組みの修正と工程が進んできました。 そして、大黒柱の架け替えという次の大きな山場が近づいてきました! こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。 そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-05-14 03:56
| 現場日記~リフォーム~
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