古い民家の改修工事 進行中です。

盛岡市内の住宅地で進む、古い民家の改修工事です。
築年数は正確には不明ですが、何度も増改築を行ってきた建物は築100年はゆうに超えています。
わずかに面影が残る土壁の痕跡、木枠の窓など古さを物語る痕跡を残した建物でした。
建物自体がかなり歪み、柱の傾きや建具の建付けが悪くなっていました。
思い入れのある建物を修繕して、この先も使い続けられるように構造を改修し最低限暮らせるように大工が修繕を行う工事内容です。
そんな現場の様子を紹介していきます。

改修が進む建物の外観。
窓が少しずつ新しく変化しています。

外観はまだ劇的な変化はありませんが、着実に工事は進みます。

室内はだいぶ変化しました。
開口部がペアガラスの樹脂サッシに変わっています。
床の不陸も解消しすっきりしてきた内部です。

元々台所や浴室があった部分は、もう少し下地の作業が進みます。
建物の屋根形状に合わせて玄関の位置も変えています。

シロアリの被害が大きかった浴室のあった部分。
腐食と蟻害の構造材が直り、新しい床も出来上がり良い感じに直ってきました。

2階でも窓の改修作業が始まりました。
すべての開口部を直しています。


古い民家の改修工事が進んでいきます。
解体工事から構造改修・床下の防湿工事と進んできた現場。
いよいよ新しく作る工程でもある床下地の作業が進んでいます。
これまでは、壊す作業や土を掘り起こす作業が中心でしたが、大工らしい工程へと進んできました。
古い建物へ新しい木材で下地を作る大工仕事が進んでいきます。
そんな現場の様子を紹介しています。

こうした建物ほど、経験豊富な大工の技術と経験が生きてきますね。
ベテラン大工による改修工事の様子を引き続きご紹介していきます。
お楽しみに！