岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 06月 14日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中! ケヤキの据付作業、建物構造の建て方作業と進んできました。 現在は、内装の下地や古い建具の設置作業が終わり、土壁の左官工事の準備が始まります。 とおの屋「要」様で20年以上前から行う無農薬・無肥料の田から土を運んできました。 その土を使った土壁が左官職人の手で塗られる工程が開始です! どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! 「木刷り」の木は、岩手県産の杉材を使用しています。 土壁の土も本物、下地の木も本物、無垢の素材でお店が構成されていきます。 店内に設置したケヤキの丸太の皮。 余った皮も何かに使います。 アーチを形成する際に空く参加鵜の隙間、ここにケヤキの皮を埋め込みます。 普段行う大工仕事とは少し違いますね。 いろんな思い付きを形にするのも大工の大事な仕事ですね。 レンガ・木の皮・塗り壁、良い組み合わせですね。 違和感なく納まりました。 この仕上がり・・・・・新しい新築のお店には見えませんね・・・・笑 味わいのあるお店のファサードがいよいよ見えてきました! いよいよ土壁の左官工事の準備開始です。 壁の高い位置もスムーズに壁を塗れるように足元を固める工程です。 遠野の田から運んだ土を壁土へと発酵させていきます。 この土の物語はまた後程ご紹介しますね。 藁が程よく練り込まれ、腐食して繊維となって土に混ざります。 何とも言えない独特の雰囲気がありますね。 これまで「木刷り」の下地だった壁面が土に置き換わっていきます。 職人の仕事で出来上がっていくお店の内装がいよいよ見えてきました! 現場では、土壁の左官工事が始まりました! 古く味わいのある建具・屋根瓦、そして無農薬栽培の田の土、いろんな素材をどんな風に配置していくのかも楽しみな要素です。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 巨大なケヤキの丸太を現地に据付け、続いて建物本体を組み上げる建て方作業に続き左官工事が進みます。 手に触れるすべての素材を自然由来、そしてその素材を余す事無く使い尽くすというコンセプトで仕事を進めていきます。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2024-06-14 05:12
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