岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 07月 29日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中! ケヤキの据付作業、建物構造の建て方作業と進んできました。 現在は、内装の下地や古い建具の設置作業が終わり、土壁の左官工事が進んでいます。 とおの屋「要」様で20年以上前から行う無農薬・無肥料の田から土を運んできました。 その土を使った土壁が左官職人の手で塗られる工程が進行中です! どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! 見えている素材のすべてが自然由来の素材ばかり。 仕上がりには時間が掛かりますが、その分素直な顔を見せてくれます。 やはり土に囲まれるとケヤキ本来の顔が見えてきます。 店主の見ていた完成形が少しずつ形になっていきます。 土壁の仕上がり具合を見て、塗料が決まりました。 日本で古くから使われてきた「べんがら」。 木枠はすべて「べんがら」で塗装を進めていきます。 ベンガラを塗った窓枠。 雰囲気が変わりました。 上下の窓の枠がべんがら色。 窓の框は、栗材をウッドロングエコ塗装で仕上げています。 塗料もすべて自然由来のモノを使用しています。 店内土間に広げたケヤキの皮。 丸太を切断した際に出てきた一見ゴミともいえるこの木の皮。 何に使うのかな~? 店主が皮を手に入口ポーチに。 ケヤキの皮を地面に置いていきます。 何が起きるのかまだ変わりません・・・笑 どうやら玄関ポーチに埋め込むようですね。 皮の形状を見ながら感性のまま皮を配置する要太郎さん。 どんなポーチが出来るのか・・・・楽しみ! 壁の色がどんどん変化を始めました! 生命の力強さを感じますね。 現場では、土壁の乾燥と塗装作業が進んでいます。 古く味わいのある建具・屋根瓦、そして無農薬栽培の田の土、いろんな素材をどんな風に配置していくのかも楽しみな要素です。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 巨大なケヤキの丸太を現地に据付け、続いて建物本体を組み上げる建て方作業に続き左官工事が進みます。 手に触れるすべての素材を自然由来、そしてその素材を余す事無く使い尽くすというコンセプトで仕事を進めていきます。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2024-07-29 04:50
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