岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 08月 02日
2008年に竣工した「9坪ハウス 小泉誠 #07 SAH」。
翌年には、外構工事を行って完成しました。 その外構工事で設置した木製塀が腐食によって倒れたため、今回はその更新作業を行いました。 そもそも9坪ハウスは、建築家・増沢洵さんが1952年に建てた「最小限住居」を小泉誠さんがリデザインし、「スミレアオイハウス」として誕生したモノ。 詳しくはESSE onlineで紹介されています。 岩手にある「9坪ハウス 小泉誠 #07 SAH」は、築16年経過してもとても素敵な建築として使われています。 今回は、その9坪ハウスの修繕を行っていきます。 まだ外構工事を施工する前の状態です。 翌年2009年に外構工事を開始。 木製塀が庭を囲うように設置されました。 今年の2月、木製塀が倒壊・・・・。 構造部分の接合部が腐食し、強度が低下していたところに強風が吹き付け倒れてしまいました。 竣工時に戻りました。 緑が増えて、塀が無くても良い雰囲気ですね。 鈴木大工が塀の構造材の墨付けを開始です。 ヒノキ材に墨・差金を使って加工するための準備を進めていきます。 墨付けを終えた構造材の加工作業。 ノミを使った木の接合部の「仕口」を加工していきます。 地元の木と大工の技術を駆使して木製塀を再生する作業を進めていきます。 塀板は、厚い杉板を使用します。 弊社作業場で加工し、ウッドロングエコという特殊な塗料を塗布して乾燥させていきます。 現地での復旧作業を開始。 遣り方を出し、塀の位置を決める作業。 束石にヒノキの土台を載せていきます。 いよいよ現地での塀の復旧作業が本格的に始まります。 竣工後18年を経て本格的な修繕作業に入りました。 今回は、建物の南面に配置してあった庭を囲う木製塀の更新作業。 良い建築は、年月が経過しても良い雰囲気を醸し出していますね。 そんな建築を支えるのは、やはり職人「大工」です。 今回も地元の木材と大工の技術でしっかりと修繕作業を進めていきます。 そんな9坪ハウスの修繕の様子を紹介しました。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-08-02 05:10
| 現場日記~9坪ハウス~
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