岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 08月 31日
昨年春から取り組んできた大仕事が岩手公園(盛岡城跡公園)にある神社「桜山神社」 様の改修工事でした。
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。 明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。 今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。 歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。 そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。 現場では、ケヤキの柱の架け替え作業が無事に終わり、周りの壁の復旧作業が進んでいます。 床の高さを下げた事による段差の解消の為の木階の施工も始まりました。 そんな現場での施工の様子を紹介していきます。 いよいよ完成形が見えてきました。 高覧と呼ばれる神社ならではの木の手摺を取り付ける工事が進みます。 社務所側から社殿へと入る入口部分は、柱の位置を変更し、建具を引き分けへと改修しています。 その引き分けの建具枠が設置完了。 きれいな赤松材で仕上がった新たな入口部分です。 社殿の床全体が下がったので、その分鴨居も下げています。 古い木の構造に新たな赤松の板がまぶしいですね。 これから何十年もの年月をかけてこの赤松も色濃く経年変化していくはずです。 弊社の作業場では、現場の進行に合わせて造作部材の加工がおこなわれていきます。 在庫している赤松材を必要な寸法に切断し削って仕上がて行く作業。 大工たちの手仕事が神社の造作を支えています。 この階段も木階と同様に赤松材で製作しています。 取り外しや移動が出来るように組み上げた状態で現場へと運びます。 弊社作業場の加工では、こんなに木くずが出ます。 これは木の厚さを一定に削る為のプレーナーという機械の削りクズになります。 毎日木を加工するとこんなに木くずが出てきます。 白く木目がきれいな赤松の木は、加工して出てくる木くずもきれい・・・・すごいですね。 社殿内部の改修作業がどんどん進んでいます。 古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。 そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。 解体→床下のコンクリート工事→床組みの修正と工程が進んできました。 そして、大黒柱の架け替えという大きな山場を越えて仕上げの工程へと進んできました! こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。 そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-08-31 04:27
| 現場日記~リフォーム~
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