「砂子の家」 大工工事進行中。

花巻市で進む住宅新築プロジェクト「砂子の家」。
設計は「オオツカヨウ建築設計」様、施工は岩井沢工務所というタッグで進めて行きます。

現場は、田園地帯の真ん中、雑木林に囲まれたとっても気持ちの良い土地で仕事です。
地元の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした建築を進めていきます。
構造材の墨付・刻みの工程が終わり、現地での建て方作業が終わり棟上げとなりました。
棟上げを祝っての「上棟式」も無事に執り行われ、大工仕事が続く現場。
建物内部では壁や天井の下地つくり、外部ではが外壁の杉板張り、弊社作業場では造作材の加工作業が進んでいます。

建物外部では、杉板を使った外壁張りの作業が進んでいます。
敢えて無塗装で杉の板を張り、経年変化する木の質感を生かした仕上げとしていきます。
この段階ですでに良い雰囲気、この後の変化も楽しみです！

建物内部では、天井と壁の断熱施工の準備が進んでいます。
木で作った下地に気密シートを張る作業ですね。
高気密・高断熱の家づくりの一番基礎となる施工が進みます。

天井への断熱材吹き込みの作業が始まりました。
ブローイングと呼ばれているグラスウール断熱材を気密シートの外側に入れる工程です。

天井の断熱材が隙間無く入れられましたね。
厚さ400mmのグラスウール断熱材で屋根面と天井の間を埋めています。
今年のような暑い夏、屋根からの熱い熱もしっかりと防いでくれます。

天井面の断熱施工が終わると、石膏ボード張りが始まります。
天井の下地作りの作業が進んでいきます。

一方の弊社作業場。
階段材の加工が進んでいます。
この木は、「桂　カツラ」の木。
もちろん岩手県産の木ですね。
階段の踏板へと加工を進めています。

桂の天板を接ぎ合せて大きな三角形を作っています。
大工の技術と経験が発揮される階段材の加工の様子ですね。

出来上がってた大きな三角形の桂の天板。
周り階段の段板部分になります。
無垢の素材を使いこうした階段を作る技術もだんだん出来る大工が減ってきていますね･･･｡
こうした技術の継承も弊社の大事な仕事の一つです。


清々しい景色の田園地帯の真ん中の現場では、外周部の仕上げと内部の下地作業を進める大工仕事が進んでいます。
程よい雑木林が囲む古くからの田園地帯は居るだけで気持ちが良いですね。
使う素材はもちろん地元岩手の木材たちです！
技術のしっかりした大工と無垢の木を使った家づくりが進む現場の様子です。