岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 09月 05日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様の新しいお店の施工が進行中です。
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。 新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。 「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中! ケヤキの据付作業、建物構造の建て方作業と進んできました。 内装の土壁の左官工事、らせん階段の設置が終わり、さらに仕上げの工程が進んでいます。 とおの屋「要」様で20年以上前から行う無農薬・無肥料の田から作られた土壁と無骨な鉄製のらせん階段・古い板などどんな風に融合していくのか楽しみです! どんな建物が出来るのか、今からワクワクします! でもこれから育っていくはずの外観です。 数年後、蔦が外壁を覆って完成となります。 建物の外にある植栽が午後になるとこんな風に土壁に映し出されます。 まるで掛け軸のようですね。 窓枠の栗材に入った小さなヒビが広がらないように仕掛けを施します。 こんな細かなところにも大工の技術が生きています。 床板張りが進んでいきいます。 床板には、昔米を保存していたセイロの板を使いました。 赤松の経年変化した古い板が独特の味わいを醸し出しています。 藤澤大工が現場で寸法に合わせて切断しながら張っていきます。 古い板の形状を生かし、スペースに合わせて加工する技術が大事です。 ヨーロッパのアンティーク照明が設置されていきます。 カウンターのケヤキの丸太の端の部分の材を板に作り直す作業。 この板はどこに使われるのかなあ? お楽しみに。 現場では、仕上げの工程が進んでいます。 古く味わいのある建具・屋根瓦、そして無農薬栽培の田の土、いろんな素材をどんな風に配置していくのかも楽しみな要素です。 遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。 農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。 その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。 先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。 巨大なケヤキの丸太を現地に据付け、続いて建物本体を組み上げる建て方作業に続き左官工事が進みます。 手に触れるすべての素材を自然由来、そしてその素材を余す事無く使い尽くすというコンセプトで仕事を進めていきます。 新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。 どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
by iwaizawa
| 2024-09-05 04:56
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