岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 10月 03日
昨年春から取り組んできた大仕事が岩手公園(盛岡城跡公園)にある神社「桜山神社」 様の改修工事でした。
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。 明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。 今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。 歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。 そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。 現場では、床の高さを下げた事による段差の解消の為の木塊と高覧の施工を終え、建具の復旧作業が始まっています。 そんな現場での施工の様子を紹介していきます。 「木塊 もくかい」と「登り高欄 のぼりこうらん」がきれいに設置されました。 元々あったかのように違和感なく仕上がり一安心です。 運ばれてきたのは、古いケヤキで出来た格子戸。 この味わいのある格子戸を元の位置に戻す作業です。 重いケヤキの格子戸を削って足して新しい建具枠へとはめ込む準備。 ここでも職人の技術が活躍します。 社殿全体の床が下がったので、この格子戸も元の位置より約60cm下がって再設置されています。 こうして新しく作る作業と元の素材を使って戻す作業が混在して進んでいきます。 新しい杉の建具材が並びます。 先ほど薦めていた古い建具の復旧と並行して新しい格子戸の製作も進んでいます。 社務所から御社殿へ入る新しい引分け戸が新設されます。 大工と同様に建具職人さんも昔ながらの技術を継承して無垢の木を使った建具製作を進めています。 社殿の曲がった垂木に合わせて、赤松の板を設置。 隙間無くきれいな赤松の壁が出来上がっていきます。 何十年先も良い風合いを保つ、本物の素材を使って神社の改修が進んでいきます。 ザ・改修工事って感じがします。 とっても好きな風景です。 大工仕事冥利に尽きますね。 社殿内部の改修作業がどんどん進んでいます。 古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。 そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。 こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。 そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2024-10-03 05:12
| 現場日記~リフォーム~
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