岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2007年 12月 23日
先日、盛岡市産材活用住宅の見学会が行われました。
当社も参加している「盛岡の森と住まいを考える会」主催でした。 現在、環境問題が大きく取り上げられていますが、遠くの資材を燃料を使用して運んでくるよりも近くの物を活用しよう、つまり「地産地消」を広めようという事です。 現在、盛岡市には、森が60%ほど、そこから出てくる木材は、ほとんどが市外、県外に運ばれて使用されています。 少しでも地元の木を住宅に使用していこうという運動です。 盛岡市、各森林組合、設計士、工務店などの仲間が集まって活動しています。 今回は、その市産材活用の住宅が完成しその見学会です。 その様子をお伝えします。 室内で床板の説明。 床板は、盛岡市玉山区産の唐松。 唐松の特性を熱心に説明しました。 色合い、硬さ、乾燥、耐用年数、そして唐松の利用の歴史まで。 この熱心な説明は、岩手県森林組合連合会「木と暮らしの相談所」阿部さん。 丸太市場の仕事をしていた頃からの経験を交えて、楽しい説明でした。 この情熱がきっと見学者の方々に伝わったと思います。 私が気になったのがこの物体。 壁にドンと存在感。 神棚でした。 そして素材が気になります。 「沢クルミ」でした、当社でよく使用している「鬼クルミ」とは同じ種類とは思えない白い色、、、。 木の奥深さを知りました。 そしてもう一つ気になったのがこれ、、。 ニッチですが、この天板の木、「アンチャ」です。 正式名称「オノオレカンバ」その名の通り斧が折れるぐらい硬い木です。 当社の作業場にもこの天板がありますが、加工するとこんな色合い、肌触りになるのが分かりました。 勉強、勉強、、、。 この住宅は、構造材の一部に市産材(柱、梁、胴差)を使用。 その他の木材もほとんどを岩手県産材を使用しています。 「なるべく地元の木を使う」ほんの50年前までは当たり前だった事が、今は当たり前ではない現実。 いろいろ考えさせられた一日でした。 そして、木の奥深さを勉強しました。 うしし。
by iwaizawa
| 2007-12-23 18:01
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