岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2008年 01月 30日
今日は、森林組合さんと県北の製材所に見学に行ってきました。
天気も良く、とても気持ちがいい日でした! では、その様子をお伝えします。 一戸町の一戸製材へオジャマしました。 案内は、専務の梅垣さんと森林組合の阿部さん。 赤松の梁を見に来ました。 スゴイ量の赤松材に圧倒されました。 白く太い木が赤松材です。 名前は、赤松ですが木材自体は、白い木です。 とにかくキレイな梁材でした。 ちょっと訳ありで県外には出せない木材。 どのように使おうか思案中です。 土場の様子。 天気がよく最高でした。 この時期の寒さで赤松はしっかりと締まったいい木材になるそうです。 これは、天板のアップ。 天然杉の一枚板です。 普通の杉と違って木目が詰まっています。 樹齢はゆうに100年を越えます。 どこに使おうかな? 木材を挽いているのは、社長さん! 木の木目と寸法を見ながら挽いていきます。 いいものが採れるか緊張の作業です。 一戸製材さんは、県内有数の赤松の取扱量です。 しかし、その多くが関東方面に出荷されています。 県内の大工がなかなか使ってくれないそうで、、、。 これを見せられれば使わないわけにはいられません! 次は、安代町の中川原製材さん。 原木置場の様子。 ものすごく太い木材、岩手県産ナラの原木。 人の大きさと比べるとわかりますね! ありえない感じ、、、。 これは、ナラの端材。 これからパレットなどの材料になるそうです。 ちょっともったいない感じ。 何か建築材料に使えないかな? 森林組合 阿部さんが寸法チェック。 どれを仕入れるか検討中。 そして俺はどのように家に組み込むか検討中。 これは、センの木の天板。 木目をチェック。 これからどんな風に動くか、どんな風に割れが入るか、どんな風に使えるか。 この木の未来を想像します。 圧巻の光景。 すべて栗の天板。 厚さも50ミリ以上あります。 すべて都会の業者に売約済み。 恐るべし、、、。 どちらの製材所にも共通するのは、主要な売り先が都会という事。 こんなにいい木材が採れる岩手県ですが、逆に地元の工務店が地元の木材を使わない? というか、地元の工務店が減っているという事。 当社もがんばらねばと思い知らされました。 省エネ、エコロジーがうたわれる昨今ですが、化石燃料をなるべく使わず、地元の木は地元で使うことが、基本だと感じました。 そして、こういう事に協力してくれる業者がまだいる事に安心しました。 難しい事はこんな感じで、とりあえず今はこのいい木達を当社の住宅にどのように生かして行くかで頭がいっぱい! 楽しみが多い今日この頃です。
by iwaizawa
| 2008-01-30 17:26
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