「中津川を臨む家」大工工事スタート。

解体工事が進むフルリフォームの現場。
盛岡市山岸の中津川に近い場所。
今回は、中古住宅を購入しての全面的な改修工事となります。
既存の基礎と構造の一部を利用し、減築と増築を伴った大規模な改修工事です。
2階の窓からは清流中津川もとてもきれいに見えます。
この眺望を最大限生かした住宅として再生します。
大工と一緒に建物を調査し、計画を見直しつつ作業が始まりました。
現場ではいよいよ大工工事が始まりました。
大工工事のスタートは再び解体作業から。
建物の仕上げ材の解体、基礎工事までは屋根などを残しながら作業してきました。
基礎の目途が立つと屋根を解体して減築の作業を開始です。
屋根を切断し、構造部分を解体していきます。

解体した木材が山のように積もる現場。
再びゴミとの戦いが始まりました。
このように改修工事には、廃棄物の処分という壁が立ちはだかります。

大工作業が始まる頃には弊社作業場には構造材が搬入。
もちろん岩手県産材を改修部分にします。
まずは構造材の桁や梁、母屋などを仕入れます。

減築部分の解体と共に新しい基礎に土台を設置する作業。
土台にはヒノキを使用しています。
作業は鈴木棟梁と丸山大工。

真新しいヒノキの土台が設置。
新旧の土台の色が違いますね。
少しずつですが、新しい建物に変わる準備も進みます。

減築部分に設置してあった鉄骨階段の解体作業。
鉄工所に来てもらい酸素切断の作業ですね。
重機やクレーンが入れない場所なので人力で運べるサイズに切断してから搬出となります。
階段撤去もいろいろと段取りが必要になります。

建物2階部分では、床の解体作業。
下地の合板を撤去し、根太も外していきます。


いよいよ大工による作業が始まった現場。
まずは減築部分の解体、2階の床の撤去と言った解体作業がほとんどです。
新しい建物に生まれ変わるための準備作業が続きますね。
見た目は大きく変化してませんが、着実に工事が進んでいます。
ここから大工たちの腕の見せ所になります。

「中津川を臨む家」は、やはり何といっても場所がいいですね。
敷地脇の土手を挟み、すぐに中津川の川原になります。
盛岡市中心部から近いのですが、周辺環境がとてもいいところ。
もちろんその立地を生かした改修工事となります。
続きをお楽しみに！