岩井沢工務所の仕事について
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1 2018年 01月 31日
盛岡市山岸で進行中の住宅の建替え工事の現場。
元々あった古い住宅を解体して、その跡地に新しい住宅を建てるという計画です。 建築場所が結構な傾斜地である事、道路との高低差がかなりある土地という事、南面の土地が高く日射が取りにくいなど計画には難しい点もたくさんありました。 一つ一つ解決しながら計画を進めてきました。 現場では、駐車スペースを伴う大掛かりな土木工事が終了し基礎工事が進んで来ました。 弊社作業場では大工たちの刻みの作業が進んで行きます。 そんな作業の様子をご紹介していきます。 ![]() 赤松の太鼓梁やそれを受けるための唐松の梁などが並んでいますね。 これらはすべて地元岩手県産木材です。 地元の木が建物の骨格となり家を支えて行く事になります。 ![]() 唐松の梁材の刻み中です。 担当は堀口大工です。 ノミで仕口を整えて行く作業ですね。 ![]() 丸ノコで柱との接合部の仕口を作っていきます。 大きくて長い梁材を使用しています。 ![]() 子供たちはやはり大きな梁材を見てはしゃぎますね~。 ![]() 大人になってもどこか心のの片隅にこの記憶が残っていると思います。 トンテンカンテン鳴り響くノミを叩く音は現代社会では聞くことの無い音になりつつあります。 ![]() 大工の仕事、木材との触れ合いはとってもいい機会だと思い、なるべく行うように心がけています。 ![]() 土台のヒノキ、柱の杉、桁や梁の唐松、太鼓梁の赤松。 今回も地元の木をふんだんに使った建物になりますね。 ![]() 建て方時に雨に濡れてカビなどが生えないように配慮しつつ建て桁の準備を進めて行きます。 棟梁、自分の刻んだ化粧梁を丁寧に養生して行きます。 ![]() ノミやカンナの刃をしっかりと研いでから現場作業へと移っていきます。 一人前の大工は刃物をしっかりと研げて当たり前。 もくもくと刃物の手入れが続きます。 ![]() 年季の入ったモノから最近購入した新しいモノまでたくさんありますね。 刃の巾、柄の長さでいろんなノミを使い分けるのでこんなにいろんなノミが必要になります。 ![]() 台の硬さ、刃の巾、刃の形状などカンナはさらに種類が多いですね~。 加工する樹種でも使うカンナを変えるそうです。 大工はたくさんの道具持ちですね。 ![]() 土台を基礎の仮置きし、レベル水準器で高さを合わせる作業です。 ここまで作業を進め、いよいよ建て方の作業へと進んで行きます。 現場での基礎工事はほぼ終了しました。 道路との高低差がある敷地で基礎工事はかなり大変な作業でしたが、何とか無事に作業が終わりホッとしました。 弊社作業場での刻みが終わり、建て方作業への準備が進みます。 大きな赤松の太鼓梁の準備も出来上がり、現地で組み上がるのがとても楽しみです。 地元岩手県産の木材をふんだんに使用し、大工の技術を生かした建物をしっかりと計画して行きます。 次回は建て方作業の様子をお伝えしていきます。 続きをお楽しみに! ▲
by iwaizawa
| 2018-01-31 04:38
| 現場日記~住宅新築~
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