岩井沢工務所の仕事について
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2017年 12月 31日
今年も仕事納めがやってきました。
1年がとても早く感じられ、あっという間に仕事納めになりました。 今年も私の最後の仕事は、作業場の機械たちに感謝する事。 1年間仕事を支えてくれた物言わぬ仲間にお酒をごちそうです。 大工という仕事、道具や機械が無いと仕事になりません。 そんな道具や機械にも神様が宿ると信じてきた日本の大工。 1年の感謝を込めて御礼してきました。 ![]() 木材の直角を作る、削る、切るの3役を1台でこなします。 たぶん年間300日以上稼働するのがこの機械です。 今年も1年ご苦労様でした。 来年もフル稼働で頑張ってもらいます! ![]() 木材に簡単にカンナを掛けてくれるすごい機械です。 今年もたくさんの木にカンナを掛けて現場に送り出してきました。 来年も無垢の木の家づくりには欠かせない作業、よろしくお願いしますね。 ![]() 弊社で一番古い木工機械です。 修理しながらすでに30年以上使用しています。 今年は1度大きな手術を行いました。 無事に修理も済み、まだまだ現役です! 来年もよろしくです。 こちらは「穴掘り機」。 ![]() 新築工事の刻みの際に柱の先のホゾを作る機械です。 今年も1000本以上の柱のホゾを作りました。 来年も今年以上にたくさんの柱を作ってもらう予定です。 よろしくお願いします。 ![]() 木材を大きく切断する際に使用します。 大きな梁材の巾を調整したり、上り框を木取ったりする際に使用します。 来年も大きな梁材を使う新築が予定されています。 頑張りましょう! ![]() 弊社の中では一番大きな機械ですね。 天板の表面を削る事ができます。 ミリ単位の調整も出来てとっても優れもの。 来年もたくさんの天板を加工し、カウンターやテーブルを作りましょう! ![]() 今年もたくさんの木材を吊り上げて運びました。 このクレーンが無いと作業の効率が下がってしまいます。 今年も1年お疲れさまでした。 年明け早々から構造材搬入も控えています。 少し休んでまた頑張りましょう! ![]() 弊社作業場2階には天板が保管されています。 すべてこのウィンチで荷揚げします。 来年もたくさんの木材を吊り上げたり降ろしたりと活躍してくれるでしょう。 来年もヨロシクデス。 ![]() 今年もたくさんの木材をトラックから荷下ろししました。 フォークリフトがあるから大型トラックで木材を搬入出来ます。 来年も年明けから活躍してもらいます。 ![]() 現場で土を掘ったり、砕石を敷いたりと100人力の活躍を見せてくれます。 だいぶ年を取り、故障も増えましたがまだまだ現役で活躍中。 来年も頑張りましょう! ![]() 作業場の除雪作業を一手に引き受けてくれます。 夏場は砕石の積み込み作業にも活躍。 まだまだ新しい作業機械です。 今年は雪も多そうなので、活躍してくれそうです。 ![]() 刻みで出る端材や不要になった丸太を割って薪にしています。 今年もたくさんの薪を作りました。 来年もいっぱい仕事をしてもらいます。 ![]() 主役は新しい万能機に譲りましたが、まだまだ活躍中です。 主に外壁に使用する杉板の加工作業を担当しています。 今年も何千枚という杉板を加工しました。 来年も頑張りましょう! ![]() また来年も弊社の作業場が安全でたくさん仕事が出来るように祈願します。 ![]() たくさんモノを保管し、活躍しています。 来年もたくさんのモノを保管しながら仕事のサポートをしてもらいます。 作業場の建物、道具や機械たちにお酒を配って1年の仕事が終わりました。 今年もこの仕事納めが完了してようやく正月を迎えられます。 弊社の大工たちも1年間お疲れ様でした。 そして1年間休まず働いてくれた機械たちは本当に感謝です。 不満一つ言わずに仕事をしてくれる道具や機械たちがあっての家づくりです。 来年も忙しい1年になりそうですが、みんなに助けられながら頑張っていきたいと思いました。 みんな来年もヨロシクデス! お正月休みは少し長く 12/31(日)~1/8(月)となります。 よろしくお願いいたします。 ▲
by iwaizawa
| 2017-12-31 06:12
| いろんな話
2017年 12月 30日
先日新聞でも報道された「もりおか森の積み木」。
その制作過程のお話しです。 今回の積み木は、緑の募金の事業として行われている木育活動の一環として贈呈するという事。 弊社では普段住宅の仕事で発生する広葉樹天板の端材を活用し、小さなブロックを作り積み木として子供たちに届けばという思いで今回の贈呈につながりました。 そんな積み木の製作過程の様子をお伝えします。 ![]() これは、オニグルミの天板を切断し剥ぎ合わせる際の加工の様子ですね。 ![]() こうして広葉樹の天板を一定の巾にカットする作業を行うことが良くあります。 そうした際には、天板の外側(皮が付いている側)がたくさん端材として出てきます。 そんな端材を今回活用しました。 ![]() こちらは40mm×40mmの四角い棒です。 この棒をたくさん作り積み木に加工していきます。 ![]() 先ほどの棒状の木を一定の長さに切断する作業。 これで40×40×40の四角いブロックが出来上がります。 ![]() 作業用の型を作り、先ほどのブロックをたくさん並べてカンナ掛けを行います。 これで四角く角の尖った状態だったブロックの角が取れて行きます。 ![]() 地味な作業ですが、結構大変な作業。 1日中行うとかなりの労力になるようです。 ![]() 立花大工もカンナ掛けを行っていますね。 ![]() 角を取ったブロックをさらにヤスリ掛けして仕上げて行きます。 表面がすべすべに仕上がり、角もさらに丸くなっていきます。 ![]() 手の空いた塗装職人、太田塗装の小林さんにも手伝ってもらいました。 作業用の型にはめたブロックをヤスリ掛けの道具できれいに仕上げて行きます。 ![]() いろんな職人が手の空いた時に手伝い頂きながら徐々に積み木が出来上がって行きます。 ![]() いろんな色の木のブロックです。 これはいろんな樹種が入っているからですね。 ![]() 岩手県産の杉板を使用し、四角く組み合わせて、取っ手の部分をくり抜いて箱を仕上げて行きます。 地元の素材を使った積み木の箱も地元の木で作るというこだわりです。 ![]() ![]() 私も少しだけお手伝い。 積み木をウェスで拭いて木の粉を落とします。 ![]() 数えるのも大変な作業でした…。 積み木を積み、数を数えながら箱に入れる作業です。 ![]() 長い時間を掛けてゆっくりと出来上がってきた積み木がようやく届けられますね。 盛岡市産材、岩手県産材で作った積み木「もりおか森の積み木」の贈呈式が先日にこっこさんにて行われました。 「もりおか森の積み木」は緑の募金の事業として行われている木育活動の一環です。 今回、住宅を建てる際の端材を使って、弊社で積み木を作らせていただきました。普段から盛岡市産材を多く使っているため、地元の木の端材がたくさん出てきます。ケヤキ、クリ、クルミ、セン、ニレ、カツラ、サクラ、銀杏、朴、ヒノキ、杉、唐松、赤松等々たくさんの種類です。それらを大工がひとつひとつ形を作り、たくさんの方にやすりがけをしていただき積み木が完成しました。 今後、盛岡市内の子育て支援施設や保育園等14ヶ所に寄贈される予定です。たくさんのこども達が木の温かみに触れ、楽しく遊んでくれることを願っております。 そんな地元の木で作られた積み木を作る様子のお話しでした。 今年はこんな意義のあるお仕事もさせていただき、とってもいい1年でした。 弊社は今日が仕事納めとなります。 ▲
by iwaizawa
| 2017-12-30 05:16
| おしらせなど
2017年 12月 29日
現在進行中の住宅新築の現場「南大通りの家」。
盛岡市中心部の江戸から続く街並みのなか、その雰囲気を壊すことなく高性能の住宅が建つことになります。 元々長屋が建っていた敷地ですので間口が狭く奥行きがとっても長い独特の敷地形状。 その敷地形状を生かした建物を計画し、そこに大工の技術を生かした木のぬくもりを加えて行きます。 高性能の住宅を作る上でもやはり難敵なのが敷地の狭さ・・・。 大工の知恵と工夫で乗り越えて施工を進めて行きます! 現場では、塗装工事やタイル張りの作業など最後の施工が進んでいます。 完成に向けて仕上げの作業が進む現場。 そんな作業の様子をお伝えしていきます。 ![]() 鉄工所に作ってもらったフラットバーのシンプルな手すりを取り付けました。 ![]() 目線をほとんど遮らないですね。 吹き抜けに設置した照明器具がきれいに見えていますね。 ![]() 岩手県産のセンで作った階段に鋼製のシンプルな手すりの組み合わせ。 ![]() 白くなるとまた雰囲気が変わりますね。 ![]() 収納の内部にシステムを組み込み、冷暖房の効率を上げると共にメンテナンスを容易に出来るように計画されています。 ![]() こちらはつや消しのブラック色で仕上げて行きます。 ![]() 玄関内部と同じ石目調のタイルが張られて行きます。 ![]() ![]() ステンレス製のシンプルなタイプを選択。 あまり存在を主張しないのですが、いい雰囲気で納まりました。 ![]() 完全に外部と遮断するのではなく、程よく外の雰囲気が感じられるように間隔を調整しています。 最後の仕上げ作業もすべて完了です。 今回の建物は街中の準防火地域の制約のなか高性能な家づくりを計画してきました。 そこに大工の技術を生かし、地元の木を使うことで気持ちのいい建物が出来上がりました。 立ちはだかったのはやはり敷地の狭さ。 設計段階からかなり苦労して計画を進めてきました。 そして施工がすべて完了、次回は完成写真をアップしたいと思います。 お楽しみに! ▲
by iwaizawa
| 2017-12-29 04:48
| 現場日記~住宅新築~
2017年 12月 28日
盛岡市内で進む住宅新築の現場「S-COURT]。
設計は「オオツカヨウ建築設計」さんです。 盛岡市中心部の間口が狭く奥行きの長い古い敷地にその敷地形状を以下した住宅を建てます。 街中の防火の規制の厳しい地域にありながら優れた断熱性能と技術のしっかりした大工の木造が融合した建物になる予定です。 現場では無事に建て方作業が終了、続いて外周部の下地作業へと進んで行きます。 地元岩手県産材で構成される建物の構造から下地作業へと工事の様子をご紹介していきます。 ![]() 基礎断熱と土台の隙間にウレタンフォームを充填。 断熱性能と気密性能をしっかりと発揮するための細かな作業です。 ![]() 建物の構造的な強度を確保するためと高性能の断熱材をきれいに納めるための施工方法です。 昔ながらの大工の建物とはここが一番違いますね~。 ![]() 出隅部も通過し連続的にぐるっと建物をまわるように施工。 これは、付加断熱の下地となる構造です。 ![]() 構造用合板で覆われ、室内は真っ暗な状態です。 日中も作業用照明を付けながら作業を進めて行きます。 ![]() 柱と間柱の間に高性能グラスウールを詰め込んで行きます。 外周部が構造用合板で覆われているので断熱材の施工は簡単に進んで行きます。 ![]() こうした下地に使用する木材も地元の木を使用していきます。 ![]() すごい奥行きです・・・。 ここにも断熱材を入れて行きます。 ![]() 断熱材で真っ赤な状態の室内です。 断熱材の施工は建物の性能に係るとっても大事な作業となりますね。 ![]() 室内空間と壁内部の断熱材をしっかりと縁切りする作業ですね。 同時に天井裏に隠れる壁面に石膏ボード張ります。 こちらは、防火構造となり、火災から人命を守るための大事な施工ですね。 ![]() 大きな木製サッシの搬入です。 北海道からチャーター便でやってきたこちらの木製サッシ。 重さは300kg以上あるようです。 クレーンで降ろし、ここからは人力で室内に搬入します。 ![]() 8人掛かりでの作業・・・。 大変でした。 この作業を行う為にガレージの施工を遅らせてきました。 無事にサッシが搬入され、ガレージの工事も始まります。 ![]() 道路から建物に向けて配管を敷設する作業です。 ![]() 母屋と同様に基礎を作り、車の入る部分は土間コンクリートを作ります。 ![]() ![]() 大工たちは室内を作業し、外部では基礎工事が進んで行きます。 建て方作業も無事に終わり、建物の構造がしっかりと出来上がりました。 大工たちはここから室内の下地作業、断熱材の施工、サッシの取付など建物内部の下地作業を中心に作業を進めて行きます。 そして工事序盤の大きなイベントでもある大型の木製サッシの搬入も無事に終わりました。 このサッシを入れるためにガレージを造らず搬入スペースを確保してきました。 ここからはガレージの作業も始まり、現場は大工工事と基礎工事が同時に進行する状況になります。 作業の人数もかなりとなり、活気のある現場ですね。 街中の間口の狭い敷地ですが、とっても素敵なデザインの建物が計画されています。 そしてデザインだけでなく、住宅の性能もしっかりしていて大工の技術がしっかりと生きる建物に仕上げて行きます。 「デザイン、性能、技術」3者がバランス良く融合する住宅新築、続きをお楽しみに! ▲
by iwaizawa
| 2017-12-28 04:55
| 現場日記~住宅新築~
2017年 12月 27日
滝沢市穴口で進行中の住宅新築の現場です。
盛岡市月が丘から滝沢市室小路へと続く国分通りに面した新しい分譲地での工事開始です。 今回も地元の木をふんだんに使い大工の技術を生かした家づくり。 シンプルな総2階の小さな住宅ですが、住みやすい間取りをしっかり考え、コンパクトないい建物になります。 現場ではいよいよ建て方作業が進み、建物の骨格となる構造部分がほぼ組み上がりました。 そんな現場での大工たちの作業の様子をお伝えしていきます。 ![]() 地元の木をふんだんに使った構造です。 この方向から見ると気が多く建物の向こう側が見えない状態。 地元の木がしっかりと家を支えて行きます。 ![]() ![]() 床を支える大引きという構造材を設置する作業。 床下の土間コンクリートに鋼製束を立て、その上に唐松の大引きを掛ける作業です。 ![]() 建物外周部に構造用合板を張る作業を進めます。 一旦窓もなくなり現場の内部は暗くなってしまいます。 ![]() 先ほどお伝えした床下地の大引きに断熱材を設置する作業。 圧縮した高密度のグラスウールボードをはめ込んで行きます。 ![]() その上にネダレス合板を敷き、床下地を作り作業しやすい環境を作っていきます。 ![]() ぐるっと外周部に構造用合板を張った状態で窓開口の部分に下地を入れて行きます。 ![]() 近隣で発生した火災の延焼を少しでも遅らせるための構造となります。 完成すると見えなくなる部分ですが、しっかりと施工し写真を撮って保管しておきます。 ![]() 柱と土台を緊結する金物、筋交いを固定する金物、いろんな金物を取り付けて行きます。 金物の種類は構造計算を行い、所定の位置に必要な耐力を持つ金物を設置。 地震にも十分強い建物を計画して行きます。 ![]() 屋根がガルバリウム鋼板を使用し、立平葺きという葺き方で施工しています。 防水性の高い屋根の葺き方になります。 現場での建て方作業も順調に進みました。 屋根葺きまで終わると一安心ですね。 天候に左右されることなく大工たちの仕事が進められます。 地元の木を使った家づくりが続いていきますね。 これら建物の構造は、墨付け刻みと棟梁が中心となって行ってきました。 すべての構造材を棟梁が確かめ墨付けを行ってから刻むのが弊社の決まり。 そして棟梁の段取りで建て方作業も進んで行きました。 地元の木を使い、技術の確かな地元の大工が作る家づくりです。 今回もどんな住宅になるのか今からとっても楽しみです。 続きをおたのしみに! ▲
by iwaizawa
| 2017-12-27 04:42
| 現場日記~住宅新築~
2017年 12月 26日
![]() 「もりおか森の積み木」は緑の募金の事業として行われている木育活動の一環です。 今回、住宅を建てる際の端材を使って、弊社で積み木を作らせていただきました。普段から盛岡市産材を多く使っているため、地元の木の端材がたくさん出てきます。ケヤキ、クリ、クルミ、杉、唐松、赤松等々たくさんの種類です。それらを大工がひとつひとつ形を作り、たくさんの方にやすりがけをしていただき積み木が完成しました。 今後、盛岡市内の子育て支援施設や保育園等14ヶ所に寄贈される予定です。たくさんのこども達が木の温かみに触れ、楽しく遊んでくれることを願っております。 12月26日付けの岩手日報、盛岡タイムスに贈呈式の様子が掲載されております。ぜひご覧くださいませ。 制作の様子はまた後日ブログにUPいたします。 ▲
by iwaizawa
| 2017-12-26 14:41
| おしらせなど
2017年 12月 26日
滝沢市鵜飼で進む住宅新築の現場。
今回も地元の木材をしっかりと使い大工の技術を生かした家づくり。 外壁にも内装にも地元の木をたくさん使います。 現場では大工工事が進行中です。 室内では階段まわりとキッチンの設置作業、屋外では外壁の杉板張りの作業などいろんな作業を進めています。 そんな現場の様子をお伝えしていきます。 ![]() 仮設の足場も外れ、杉板の外観がきれいに見えて来ました。 縦長の細い窓は階段室に設置している窓。 外観を形成する大事な役目を担っています。 ![]() 建物は切妻屋根のシンプルな形に仕上げています。 外壁の杉板も黒、サッシ枠も黒を採用。 これだけでちょっとこだわった雰囲気が伝わると思います。 ![]() ほぼ仕上がってきました。 階段は蹴込板の無いタイプの階段。 鉄骨で作るような形状の階段を低予算で作るという難題でした。 赤松集成材を駆使して製作しています。 ![]() 梁は赤松材を使用。 下の4段目までも支える構造です。 まわり階段部分は細身の柱で支えていますね。 ![]() そのシステムキッチンが入荷してきました。 すべての部材が段ボールで梱包されて納品されてきます。 大きなキッチンもこうして細かく分かれて搬入されて現場で組み立てられます。 ![]() レンジフードの下地やアルミダクトの準備、電源やガス配管など設備関係の準備も進めてからキッチンの組み立てに取り掛かります。 ![]() 杉の間柱をたくさん並べていますね。 これは階段とキッチンの境部分に設置する格子壁です。 階段との目線を遮りつつ、空間の狭さを感じさせないように考案しました。 ![]() こちらは階段側から見た格子壁です。 間柱を細かく立てているので少し斜めになると先の様子は見えませんね。 ![]() キッチンまわりに防汚対策のキッチンパネルを張る作業です。 レンジフード周りは天井まで流し周りは水の掛かりそうな場所に設置を進めて行きます。 ![]() 今回はサンワカンパニーという通販会社のステンレスキッチンを採用しています。 キッチン本体だけでなく、引き出しや扉もすべてステンレス製ですね。 完成が楽しみですね。 ![]() キッチンパネルは模様の無い白いモノ、周りの壁面も白いクロスを貼ります。 オールステンレス製のキッチンがきれいに映えるように内装を仕上げて行きます。 足場も外れ、外部のの作業がほぼ終了した現場です。 外壁は杉板の素材感を生かし、少し粗い雰囲気で仕上がっています。 普段はなかなか行わない外壁仕上ですが、出来上がって来るととてもいい雰囲気です。 室内では階段まわりの施工が進み、続けてキッチンまわりの施工へと続きます。 階段も普通なら鉄骨で作るような特殊な形状をあえて木で大工が作ります。 どんな階段に仕上がっていくのかも楽しみです。 ここまでの下地作業や外壁の杉板など使用している木材は構造材と同様にすべて岩手県産木材を使用しています。 地元で採れた木が大工の手で加工され、建物を支える構造となり、また仕上げ材に加工され使われています。 どんな住宅に仕上がっていくのか今からとっても楽しみです。 そんな大工たちの作業する現場の様子をお伝えしました! 続きをお楽しみに。 ▲
by iwaizawa
| 2017-12-26 05:01
| 現場日記~住宅新築~
2017年 12月 25日
盛岡市山岸で進行中の住宅の建替え工事の現場。
元々あった古い住宅を解体して、その跡地に新しい住宅を建てるという計画です。 建築場所が結構な傾斜地である事、道路との高低差がかなりある土地という事、南面の土地が高く日射が取りにくいなど計画には難しい点もたくさんありました。 一つ一つ解決しながら計画を進めてきました。 現場では、駐車スペースを伴う大掛かりな土木工事が終了しました。 ここからは、住宅新築の為の基礎工事、大工の墨付け作業が進んで行きます。 そんな作業の様子をご紹介していきます。 ![]() この図板を元に墨付けの作業が進んで行きます。 図板は大工の木組みの図面です。 平面図、立面図、断面図を元に棟梁が作成しました。 ![]() 図板を見ながら木材に加工するための線を引いたり、仕口の場所を記す文字を記載していきます。 体を使う現場作業共違い、頭を駆使する作業ですね。 ![]() その一つが尺杖。 その現場用の長さを記した木の棒ですね。 墨付けする際に定規として利用します。 天井の高さを記し、間違えないようにする事にも使われます。 ![]() 土台にはヒノキ材を使用しています。 刻みを行うための線や仕口の番付を「いろはにほへと」と漢数字「一二三」で記してありますね。 墨付けというだけあって墨汁を使って書いてあります。 ![]() 最初に墨付けが進んだヒノキの土台と唐松の桁材です。 積み上げられ刻みの作業を待つことになります。 ![]() 棟梁はすべての構造材の通りを見て、その材の配置を決め、墨付けの作業を行っていきます。 木造住宅の構造すべてはこの棟梁の墨付けから始まっていきます。 ![]() 道路と高低差のある敷地なので砕石を搬入するのもひと工夫必要です。 駐車場の一角に砕石を降ろすスペースを作り、ダンプトラックで砕石を運び入れます。 ![]() 砕石を敷地にあげる事も工夫が要りますね。 ![]() 土を掘り、建物の土台となる基礎を作る作業、機械と人力でしっかりと施工を進めて行きます。 ![]() 設計図通り並べているかチェックしながら作業を進めて行きます。 ![]() ベース枠という部分の作業です。 コンクリート基礎の底面を広く取り、建物の荷重を地面に伝える大事な役割です。 ![]() 瑕疵担保責任保険というものに加入するための大事な検査になります。 あいにくの雨模様の検査でした。 無事に合格し、次の工程へと進んで行きます。 現場では地盤調査を終え基礎工事がスタート。 道路との高低差を考慮し、いろんな準備を進めながらの作業となります。 大工作業は袰岩棟梁が墨付けの作業を進めています。 こちらは地元岩手県産の木材をふんだんに使用し、大工の技術を生かした建物をしっかりと計画して行きます。 いよいよ建物の新築に向けて本格的に動き出しました。 続きをお楽しみに! ▲
by iwaizawa
| 2017-12-25 04:37
| 現場日記~住宅新築~
2017年 12月 23日
弊社事務所裏の家具工房の屋根に作った屋根の上の緑化。
2017年もいよいよ終わるこの時期、久しぶりに写真を見ると面白いものです。 春からの色合い、植生の推移、今年も変化に富んだ1年でした。 そんな屋上緑化を振り返ります。 ![]() まだまだ枯草状態。 ![]() 1ヶ月が経過しかなり緑が増えました。 この頃はクローバーの勢いが強いですね。 ![]() 緑いっぱい。 気持ちのいい時期です。 ![]() 屋根に隙間なく緑が広がりました。 クローバーの勢いがなくなり、芝生が勢いよく伸びてきます。 ![]() 背の高い雑草が目立ち始めました。 いろんな草が勢いよく伸びる時期ですね。 ![]() 草の色も落ち着き、一部枯れ葉色の草も出始めます。 ![]() 背の高い雑草類もだいぶ色が変わり、草原全体に勢いが無くなります。 ![]() 枯れ始めた草が大半を占めてきます。 草紅葉に近づきます。 ![]() ほぼ枯草状態。 春先の色合いに近づきました。 こうして1年枯草→緑→枯草を繰り返します。 ![]() 今年は雪が早くやって来ました。 屋上緑化は真っ白な綿雪で覆われました。 また春までこのままですね~。 1年を振り返ると面白いモノです。 年によって雨が多い少ない、気温が高い低い、変化があります。 そんな年ごとの変化も感じられるのがこの屋上緑化のいいところでもありますね。 また来年、どんな緑を見せてくれるかな? 楽しみな屋上緑化の1年を振り返りました。 ▲
by iwaizawa
| 2017-12-23 06:36
| 外構工事
2017年 12月 22日
盛岡市本町通りで進行中の中古住宅のリフォーム工事。
2間(3.64m)間口のとっても狭い敷地に建つ古い住宅。 本町通りはなかなか売地が出ないので貴重な中古物件でした。 お施主様が購入し今回住みやすくリフォームする事になりました。 そんな中古住宅のリフォーム工事の様子をお伝えしていきます。 ![]() クロス下地となるパテ処理の作業ですね。 壁と天井のボードのジョイントとビス穴にパテを埋める作業。 同時に造り付収納も搬入されてきました。 ![]() 間口が狭い建物なので収納を設置するスペースがほとんどありません・・・。 壁面全体を収納として使用できるように計画しています。 棚の設置作業は坂本大工です。 ![]() まずは天井にクロスを貼ります。 天井が白くなると一気に雰囲気が明るくなります。 ![]() 部屋が明るくなり雰囲気が良くなりましたね。 ![]() 古い塗り壁の下地を調整し、白いクロスを貼っていきます。 ![]() 床の養生を剥がし、床板にオイルを塗る作業ですね。 唐松の床板にはラッペンワックスという天然成分の蜜蝋ワックスを塗っていきます。 塗ったところが少し濡れた感じに色づきます。 ![]() 白い壁と無垢の床、施工前とは全然違う雰囲気の部屋に仕上がってきました。 ![]() 和室の名残も少しありますが、すっかりきれいに変化しています。 ![]() 建具工事は秋田の斎藤木工さんです。 造り付の壁面収納にシナベニヤで作った建具を設置。 1枚1枚手作業で調整しながらの作業です。 ![]() こちらは襖が立っていた敷居にレールを埋め込む作業。 すり減った敷居の溝に新しいレールを取付、動きのスムーズな引き戸を設置します。 ![]() 断熱性の全然無い木製建具から樹脂枠のペアガラスのサッシに変更。 窓からの冷気を遮断し、断熱性能を上げる改修も行います。 ![]() モルタルで作った壁の下地に仕上げの塗り壁材を仕上げました。 少し濃い目のベージュ色です。 建具と共にどんな外観に仕上がるのか楽しみですね。 ![]() こちらは漆喰を塗っています。 左官職人のきれいな平らな壁面ですね。 外部の仕上げ作業も順調に進みます。 街中での中古住宅のリフォーム工事が進行中。 工事も終盤戦に入ってきました! 今回の建物は昭和30年代新築という古さ。 間口も狭く土壁造という状態、お風呂も無い住宅でした。 これを現代の住宅になるべく近づけられるように改修を計画しています。 ユニットバスを設置し、お風呂の無かった建物に浴室を整備しています。 現代の生活に合わせて改修する事で建物もまだまだ長生きしていきますね。 そして外壁も新しく更新し、これまでとは全然違うファサードが出来上がってきました。 最新の設備機器を導入し住みやすく改修すると共に、外観も素敵に改修していきます。 引き続き工事の様子を随時アップしていきます。 お楽しみに! ▲
by iwaizawa
| 2017-12-22 04:39
| 現場日記~リフォーム~
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