岩井沢工務所の現場日記

市産材住宅ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ 続き

現在進行中の盛岡市産材住宅の現場の様子です。
建て方作業が進行中です。

建て方が進んで住宅の形が見えてきました。
ちょこんと立つかわいい顔立ちです。
まだ2Ｆは木材がまばらです。
1Ｆと比べるとよく分かります。
どんどん市産材が入っていきます。



屋根はシルバーのトタン葺き。
シンプルな切り妻屋根になります。



2Ｆ床梁の様子。
盛岡産の赤松と小岩井産の唐松の組み合わせ。
小さな家ですが張りは1尺以上の太い物を使用。
構造はしっかり作ります。



屋根を見上げるとこんな感じ。
野地板は、赤松と唐松です。
色あんばいがいいですね！
屋根の下地は、無垢材が一番丈夫です。


現場は順調に進行中です。
今回は、白い壁と無垢の床板、そして床から天井までの大開口サッシが見事な眺めを作り出す予定です。
ただ盛岡の木材を使うだけでなく、その場所にあった家、その場所ならではの特徴のある家を提案します。
この家のリビングに座って外を眺めることを想像するとゾクゾクしますよ！
完成をお楽しみに！

ピーターパン建替え工事 建て方開始！

盛岡市三本柳　日赤病院近くのピーターパン南店の現場。
年末の開店に向け、いよいよ建て方作業開始です。
今回の見所は時間が経ち古くなるほど味わいが出る店です。
外部は、本物の木を外壁として使います。
内部は、古材と大きな空間を支える唐松の大梁が特徴です。
ちなみに今年の春に仕入れた岩手大学滝沢演習林の120年の唐松も登場です。
見所たくさんの現場です！

朝一番は、まず外周部の組立。
柱を建てて梁や胴差を掛けていきます。



外周部の組立が終わるといよいよ一番太い大梁掛けです。
8ｍの唐松から7.2ｍに加工した120年の唐松材です。
大工と比べるとその大きさ太さが分かります。
クレーンの助けを借りての作業です。



微妙なヨレもあり、簡単にはホゾに入りません。
カケヤを使って少しづつ叩き入れます。
昔ながらのカケヤの音が響きます。



1Fが組み終わると2Fの柱建て。
何やら古材が跳ね出しています。
この外観もオーナー様からの注文です。
古材が2Fを支える感じがいいようです。



唐松の太い大梁が古材をしっかりと支えます。
この上に板が張られお店の天井になります。
きっといい感じのお店になります。



現場の様子。
今回は、35ｔクレーンをチャーター。
大梁は約1ｔもあるので小さなクレーンでは吊ることができません。
豪快な骨組みのパン屋さんが出来ます。


地元の木材をふんだんに使った店舗。
今、問題になっている食料問題もそうですが、やはり地元の物でものづくりを出来るように考えていかないといけない時期になっていると思います。
今回は、岩手県産の木材をふんだんに使っています。
そして何十年かに一回あえるかどうかの太い唐松も使用しています。
この唐松は岩手大学の農場脇に生えていたもの。
良い木材にめぐりあえました。
製材から立ち会えたのも何かのめぐり合わせかも、、、。

パンを買いに来たお客様にはご迷惑をおかけしています。
建て方作業が終わると、駐車スペースを確保いたしますので少々ガマンしてください。

新しいお店はきっと良いお店になります。
また、新たなお客さまが大勢いらしていただけるよう良い仕事をしたいと思っています。

川松弘美 彩りの器展

当社が滝沢村に移築再生した南部曲り家でのイベント情報。
色絵磁器の展示会です。
お誘い合わせの上お越し下さい。

ツリーハウス大作戦 続き

田沢湖キャンプ場で進行中のツリーハウス製作。
いよいよ屋根工事の仕上げです。
今日も素人大工集団ががんばりました。

まずは、足場を組んで安全作業。
素人集団も足場組みにだいぶ慣れてきました。



屋根の上は、こんな感じに杉皮が並びました。
屋根？って感じですが、、、、。
ちゃんと屋根です。
何だか草が生えてきそうな予感、、。



ちゃんとこんな感じに完成。
見ようによっては、南国のコテージにも、、、。
キャンプ場の雑木林に怪しい空間です。



下から見るとこんな感じ。
ナラの木をうまく使ってデッキと屋根が完成です。
見える景色が抜群です。



そしてキャンプ場から見える夕焼け。
最近は夕焼けがよく見えるようです。
湖の対岸の山に太陽が沈んでいきます。
最高のプレゼントでした。


今後このツリーハウスを何に使うかみんな楽しみ。
この高い場所で夕日を見ながらの風呂案。
夕日を見ながらのビールタイム。
ハンモックを吊っての昼寝場所。
などなど想像すると尽きませんねー。
これからが楽しみな場所がまた一つ増えました。
ではー！

遊び心満載の家 進行中

奥州市で進行中の新築現場です。
遊び心がいっぱい詰まった家作りです。
詳しくは完成してみないと分かりません、、、。
でも施工中の様子をお伝えします。

床の施工中。
岩手県産唐松のフローリングです。
無垢の床とフラットな壁のシンプルな内装になります。



外部も順調に進んでいます。
外部は、アルミのシルバーと壁のホワイトの2色。
玄関が木目でくっきり目立つ予定です。



内部の様子。
階段が付きました。
岩手県産赤松の階段です。
素通しに作って開放感を作り出します。



リビングの天井は、間接照明を取り入れます。
出っ張りの中に蛍光灯が設置されます。
白い天井面が部屋全体を明るくします。



一方、作業場では、家具の加工中。
青森ヒバのベンチです。
書斎の読書ベンチは青ヒの香りでくつろぎの空間に。



これは、本棚。
ちなみにコミック用です。
赤松の集成材で作ります。
作業場では、家具がどんどん出来ていきます。
当社の家具担当は最年長村松大工です。
良い仕上りです。


もう少しで「遊び心」が見えてきそうな現場状況です。
今回の遊びは、大火力、書斎、忍者、ねずみ、潜水艦がキーワード、、、。
全然分かりませんよねー？
お楽しみに！