岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 10月 03日
先日の台風も過ぎ去り盛岡は一気に秋の気配が漂ってきました。
毎年9月中旬の盛岡秋祭りを境に朝晩の気温がぐっと下がり、リンゴが色付き、稲穂が頭を垂れてきます。 弊社作業場では、ナラの木を草むらに置いておくとキノコも収穫できます。 秋祭りの山車もきれいでした。 弊社事務所のある油町6分団の主催した二番組の山車ですね。 太鼓練習が事務所の向かいの駐車場・・・。 毎日太鼓の練習を聞いていました。 こちらは紺屋町よ組さんの山車。 ちょうど夕方「茣蓙九」さんの前で会いました。 山車の車庫が上の橋の観光バス駐車場だったので製作風景から見ていました。 中ノ橋通りの「の組」もやって来ました。 弊社事務所のある油町は古くからの町人街。 秋祭りの山車はほとんどが通過して行きます。 今年もたくさんの山車がやって来ました。 弊社作業場のある手代森から山を一つ越えた田ノ沢地区の田んぼ。 木々の隙間から黄金色に輝く棚田が見えるこの場所、いつもこの時期が楽しみです。 この地区は昔ながらの棚田が続いています。 稲穂もこんなに頭を垂れ下げていました。 日本各地ではいろんな災害が起きましたが、盛岡は無事に収穫の秋を迎えられそうですね。 たわわに実った稲穂を見て少し幸せな気持ちになれました。 弊社作業場で収穫できたキノコ「ボリ」。 一般には「ナラタケ」でしょうか? 草むらに置いておいたナラの木にたくさん生えていました。 今年は菌を植えておいたマイタケも収穫でき、キノコにもいい環境だったようです。 弊社作業場では会長が薪割作業。 大工たちの刻みの作業で出てくる構造材の切れ端をこうして薪割機で細かくし、薪ストーブの燃料にします。 だんだん冬の準備も進んで行きます。 中津川の大銀杏も秋空にとってもきれいです。 ここから11月に向けて木のてっぺんからだんだん葉が黄色くなり、紅葉が進んで行きます。 秋の深まりをここでも感じられますね。 そして毎年この大銀杏が散ると冬という気持ちになります。 盛岡秋祭りの山車が終わり、収穫の秋がやって来ましたね。 今年は暑い夏があり、災害も多く、一時はどんな秋になるのだろうとも思いましたが、無事に収穫の秋がやって来ました。 そして盛岡の秋は街中の散策にも気持ちのいい時期です。 毎週末、いろんなイベントもあり中津川沿いをあるのもとっても気持ちのいい時期です。 そんな盛岡の秋の様子をご紹介しました。 #
by iwaizawa
| 2018-10-03 05:11
| いろんな話
2018年 10月 02日
盛岡から少し離れた岩泉町で進んでいる住宅新築の現場「岩泉の家」。
「オオツカヨウ建築設計」さんの設計、弊社の施工というタッグで工事が進んで行きます。 地元岩泉町付近で伐採された木材を使用し、弊社の大工が墨付け刻みから行う家づくりです。 冬寒く夏暑い盆地気候の岩泉、そこでも快適に生活できるように大塚さんが設計した住宅です。 設計士さんと弊社大工の家づくりが進行中! どんな住宅が出来るのか今から楽しみです。 大工たちは屋内屋外で下地の作業へと取り掛かっています。 そんな現場での作業の様子をご紹介していきます。 建物内部では大工たちの下地作業が進んでいます。 ここは子世帯側のリビングの吹き抜け上部。 外周部の断熱施工が終わり、室内間仕切りの壁の下地作業が進んでいます。 だんだん間取りも見えて来ました。 大工が進める下地の作業。 完成すると見えなくなる壁内部や天井の木組みの下地です。 こうした下地を構成するのも地元岩泉の木を使用。 地元の木で地元の建物を支えて行くという仕事になります。 各個室の下地作業も進んでいます。 この下地の状態もいいですね~。 こんなにたくさんの木が建物を支えています。 屋外では外壁張りの作業が進んでいます。 裏側の平らな面で作業が進んでいました。 防水透湿シートを外壁下地の木が並ぶ外観からだんだんとフラットな平面の外観に変化して行く様子です。 外壁張りの作業は袰岩棟梁と坂本大工が担当。 とても重い外壁材を2人1組で壁に合わせ、釘で固定していきます。 暑い夏には大変な屋外作業です。 建物の出隅部分はこんな納まりです。 角の部材を設置し、それに合わせてフラットな外壁材を張り合わせて行きます。 木製サッシのまわりも外壁張りの準備。 サッシの上部には板金で雨除けを作り、外壁のコーキングを打設するための部材も設置して行きます。 長く建物を持たせるための大事な準備をしっかりと行いながら作業を進めて行きます。 少しづつ外壁張りが進む様子も見ていて楽しいですね。 外観が数日のうちにガラッと変わっていきます。 まずは建物裏側の外壁張りが先行して進んで行きます。 だんだん形になってきた建物正面の外観です。 数日のうちに外壁が張られ、一気に外観が見えてくる予定です。 後ろの山が覆うように見える雄大な外観が出来てきますね。 大工たちは室内の下地の作業を進め、外部では外壁張りの作業もスタートしました。 現場では、内部外部同時に仕事が進む現場です。 地元の木をふんだんに使い大工の技術を生かした家づくりが進んで行きます。 引き続き大工たちの作業の様子をお伝えして行きますね。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-10-02 05:02
| 現場日記~住宅新築~
2018年 10月 01日
これから朝にかけて台風24号が最も岩手に近づくという予報です。
前回の台風でも盛岡市内では建物の屋根が飛ばされる被害も出ました。 雨や風がどんどん強くなっていきます。 建物内にいて変な音やモノが飛ばされても暴風時には対処しないようにしてくださいね。 すべては台風が去ってから復旧しましょう。 まずは、逃げる事、避難する事を心がけてください。 被害が少ないことを祈ります。 #
by iwaizawa
| 2018-10-01 04:40
| おしらせなど
2018年 10月 01日
盛岡市本町通りで住宅の建替え工事が進行中。
現場は弊社事務所のすぐ近くになります。 この辺りは昔ながらの町家の名残が残る地域。 間口が狭く、奥行きの長~い土地が多く残っています。 今回もそんな町家時代から続く間口の狭く奥行きの長い特徴的な土地での建替え工事です。 建物を計画する上でまずは間口をどう確保し、どういうアプローチで建て替えを進めて行くのかじっくり計画する事が重要です。 弊社ではこうした間口の狭い宅地での建替え工事も何度も経験し、実績を蓄積してきました。 今回もそんな経験を生かして建替え工事を進めて行きます。 そして現場では建て方作業が無事に終わり、大工たちは室内や外部の下地を中心に作業を進めています。 そんな現場作業の様子をお伝えして行きます。 現場では内部の下地作業が進んでいます。 外周部の壁面には断熱材が入り、電気配線工事も進んで行きます。 必要な箇所には木で下地を入れつつ、配線が行われて行きます。 床には水道配管が出ていますね。 これはキッチンの配管。 給水、給湯、排水、食洗機用給湯、食洗機排水と1台のキッチンに5ヶ所の配管が敷設されます。 現代の便利なキッチンはこんな風に配管も複雑になります。 先ほどの配管を下から見るとこんな風に配管が敷設されています。 手前から一般排水、一般給水、一般給湯、食洗機優等、食洗機排水。 大工の下地作業と同時にライフラインに係る設備の工事が進んで行きます。 弊社作業場では、外壁の杉板の加工も進んでいます。 大工の加工作業が終わり、防腐防虫の塗装を行った杉板です。 しっかり塗装を行い、立て掛けて乾燥させていますね。 外壁材の準備も完了です。 2階では天井への断熱材入れの作業も始まりました。 隙間なくびっしりと断熱材を入れて行きます。 断熱材を入れた後には、気密シートの施工です。 緑色の気密シートを天井に押し当て、ホチキスで留め付けて行きます。 こんな風に出来上がります。 断熱材をしっかり入れ、その断熱材に室内側から空気が入り、壁内で結露しないようにする為の大事な施工です。 天井のボード張りです。 気密施工の終わった天井下地に石膏ボードを張って行きます。 2人1組で天井にボードを押し当て、ビスを打ち付ける作業。 上を向いての作業はかなり大変です。 階段室も断熱施工が進んでいますね。 使用している断熱材は、アクリアウールというグラスウールです。 施工の際のチクチク感が少なく、高性能な断熱材です。 2階は天井のボード張りもおおよそ完了です。 作業の道具も片付けてすっきりしています。 ここから床板張りの作業へと工程が進んで行きます。 これは何? 実はユニットバスを真下から見た写真です。 お風呂の位置が上下階共同じなので先に施工したユニットバスを真下から見れました。 鉄骨の架台で支えているので上下階にはメンテナンス出来る空間も十分です。 玄関上にシャッターが設置されました。 こちらは防火性能を有するタイプのシャッター。 準防火地域の建物はいろんな規制をクリアして設計しています。 このシャッターも必須の設備ですね。 大工の下地作業と共に水道工事や電気配線作業が進む現場でした。 地味な作業ですが、建物の性能に係る大事な作業が続いています。 完成すると見えなくなるこうした下地作業こそしっかりと施工して行きます。 現場での建て方作業が無事に終了し、大工たちは下地作業を進めて行います。 一見地味な作業ですが、完成すると見えなくなる工程。 そして建物の性能に係る大事な工程でもあります。 もちろんこうした下地の作業も地元の木を使いしっかりと施工を進めて行きます。 この下地の作業でも使用する木材は地元盛岡市産材を使っていきます。 地元の木を使い、大工の技術を生かした家づくりが進んで行きます。 ここ、建築地のある盛岡市本町通りは盛岡の城下町時代からの商人街だった地域。 今回施工を行っている場所も旧町名は「油町」。 そして町家独特の間口の狭い奥行きの長い敷地形状となります。 そこでの間取りの計画や工事の進め方など、現代の宅地分譲地とは全然違う家づくりとなります。 そんな家づくりの進みの様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-10-01 04:29
| 現場日記~住宅新築~
2018年 09月 29日
盛岡市本町通りで進行中の住宅新築の現場です。
今回は、マチナカの狭い敷地に住宅と駐車スペースを確保するため、おのずと3階建ての建物となりました。 弊社ではなるべく地域材を使いなおかつ大工の技術を生かした家づくりを目指します。 木造3階建ては、構造計算が要るため通常はプレカットによる工場生産の建物構造を基本にしています。 そこをあえて大工の手刻み、構造材には盛岡市産材を使おうという試みにチャレンジしました。 もちろん建物も個性的な外観と内装を計画。 大工が技術を生かした家づくりを計画しています。 現場では、大工たちによる建て方作業が進行中です。 そんな家づくりの現場をご紹介して行きます。 建て方2日で3階までの構造が組み上がりました。 今まで空き地状態だった敷地に木組みの家らしきものが突如現れます。 この構造のすべてが地元の木材、大工の手仕事で作られてきました。 次の工程は屋根を作る作業。 屋根の上まで手作業で木材を上げて行きます。 母屋という9cm角の木材を屋根の角度に合わせて高さを変えて設置する作業です。 母屋の設置が始まりました。 束という高さ調整の木をかませて母屋の高さを微妙に調整しながら設置作業が進みます。 母屋の上に垂木を掛け、野地合板を敷く作業に進みます。 一気に屋根の下地が出来上がって行きます。 野地合板が敷かれた屋根が完成です。 隣の敷地に雪が落ちない様にほとんど平らな屋根となりました。 これなら屋根上に立っても怖くないですね~。 屋根上から眺める中津川もいいですね。 近くの川の存在も感じられ、遠くの山も感じられる。 盛岡市中心部の戸建て住宅としては最高の環境だと思います。 下から見上げた屋根の状態。 水平剛性を固めるための鉄骨ブレースと構造用合板を使った屋根面で建物の揺れを抑える構造となっています。 屋根の下地作業はもう少し続きます。 屋根の外周には破風板と唐草という部材を取り付けます。 名前の通り風で屋根が吹き飛ばされないようにするための先人の考えた屋根構造です。 屋根のトタンをしっかりと押さえるために設置します。 すぐに屋根葺き作業が始まりました。 先ほどの野地合板の上にルーフィングというシートを敷き、屋根材を載せて固定して行きます。 緩い勾配でも雨漏りしにくい立平葺きという屋根の葺き方で施工して行きます。 屋根葺きが進むとこんな風に仕上がります。 ここまで作業が進むと屋根からの雨漏りの心配が無くなります。 現場での建て方作業も無事に終了。 新築工事も一段落という所まで進んで来ました。 屋根葺きが進む間に大工たちは構造金物の設置作業を進めて行きます。 構造上力の掛かる柱にはこのような金物で引き抜きを押さえるように施工を進めます。 こちらはホールダウン金物という構造金物。 木造3階建てでは、地震や台風の際に特定の柱にかなりの引き抜き力が働きます。 柱と桁をこうした金物でしっかりと固定し、安全を担保して行きます。 こちらもホールダウン金物です。 ここは一番下の土台部分。 ここは、基礎のコンクリートと柱をつなぐ金物となります。 柱は105×150という特殊な寸法です。 しっかり構造計算を行い、その通りに施工を進めて行きます。 屋根まで完成した段階で足場を養生シートで覆いました。 木組みの構造が見えなくなるのは残念ですが、周辺に木くずなどを飛ばさないように配慮しつつ施工を進めるのが大事です。 建て方作業も無事に終了となりました。 弊社では初めて取り組む地域材を使った木造3階建て住宅の建物が進行中。 今回は、構造設計の設計士、意匠設計の設計士、製材所、大工の棟梁が事前に打合せし何度も構造を変更しながら進めてきました。 たくさんの技術者が協力しないとなかなかうまく進みません。 みんなの協力で無事に着工した木造3階建ての現場です。 大工たちが進めてきた盛岡市産の構造材の刻みの作業も無事に終了。 現場では大工たちの建て方作業が進んで来ました。 そして建て方作業も無事に完了となりました。 地元で採れた木材が地元の建物を支えるという地域での資源の循環を大事にした家づくりです。 もちろんそこには地元の大工がしっかりと技術を生かして作業を進めて行きます。 いい建物を作るためいい素材、いい職人が力を発揮して作るという仕事を大事にしていきます。 現場での作業の様子を順次お伝えして行きます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-09-29 04:29
| 現場日記~住宅新築~
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