岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 08月 29日
駐車場の排水枡の改修作業です。
アスファルト舗装の駐車場の雨水を集めて流すために設置されている排水枡。 何らかの理由で傾き、雨水が全然入らない状態に・・・・。 大雨が降ると駐車場には大きな水たまりが出来ていました。 枡の高さや角度を直し、枡周辺のアスファルトを直すという作業の様子です。 施工前のコンクリート製の角枡。 斜めに傾き、アスファルト舗装からあたまが出ているような状況ですね。 どうしてこうなったのか? 雨が降るとこんな状況です・・・。 排水枡はほとんど機能していなく、アスファルト舗装も波打っていて大きな水たまりが出来ていますね。 この状況を最低限の補修で何とか改善するというのが今回の作業です。 作業員が枡の中に頭を入れていますね。 別に遊んでいる訳ではありません。 中の排水管がどの方向に走っているのかを確認中。 施工前の調査ですね。 施工開始。 まずはコンクリート枡の周りのアスファルトを剥がして掘る作業。 コンクリート枡を完全に出していったん引き上げます。 各方向からの塩ビの配管を残して枡を上げ、土を掘削して枡の高さを下げる作業。 この時に雨水がしっかり入るように周りの高さより枡が下がるように改修して行きます。 枡を再び設置し、周りを埋め戻して改修作業が完了です。 アスファルト舗装が車でこのまましばらく放置しておきます。 舗装作業までの間に何度か雨が降りる事で少しずつ埋め戻した土が締まって行きます。 アスファルト舗装作業が始まりました。 粒の細かい舗装材で枡の周りを大きめに舗装して行きます。 熱い舗装材を使い、熱気がすごいですね~。 この日も30度越えの暑い日だったのでまして熱く感じました。 舗装作業も無事に終わり、きれいに仕上がりました。 これで大きな水たまりも出来なくなります。 コンクリート枡の改修作業が完了です。 駐車場の排水改修工事の様子でした。 小さな不具合ですが、そのままにしておくとやはり不便な事が続きます。 でも小さな不具合ですが手直しは結構大変な作業。 無事に作業が終わりホッとしました。 そんな外構工事の補修作業の様子でした。 #
by iwaizawa
| 2018-08-29 04:22
| 外構工事
2018年 08月 28日
盛岡市上田のNAGASAWA COFFEEさんの移転工事が始まりました。
NAGASAWA COFFEEさんはコーヒーの焙煎を店内で行っているロースタリー&カフェです。様々な年代の方々がコーヒーを楽しまれる、盛岡で愛されているお店のひとつです。 移転先の店舗には、新しい(けれどヴィンテージの)焙煎機が導入されます。 お店には、今の焙煎機とあわせて2台の焙煎機が並び、そしてさらに気軽にコーヒーを飲めるようになります。 設計はアリイイリエアーキテクツさん、施工が岩井沢工務所です。 施工の様子をお伝えいたします。 移転先の内部です。広さは今のお店の倍くらいになるでしょうか。 いつものように事前調査を行いました。天井裏、内部配管、電気の確認等々、調べることがたくさん出てきます。 設計に合わせて、一部天井をはがしていきます。今回は天井の仕上げも設計のポイントのひとつです。 サンプルとして作ってきたルーバーを設置してみます。どのピッチのルーバーにするか設計士の有井さんが慎重に決めていきます。 こちらはお店の中心となる大テーブルの天板サンプルです。どれにするかを決めるため、コーヒーカップを載せてみたり、光をあててみたりします。 移転後のグランドオープンは10月中の予定です。 それまで、施工の様子を少しずつお伝えしていきますのでどうぞお楽しみに。 #
by iwaizawa
| 2018-08-28 15:19
| 現場日記~店舗~
2018年 08月 28日
盛岡市本町通りで住宅の建替え工事が進行中。
現場は弊社事務所のすぐ近くになります。 この辺りは昔ながらの町家の名残が残る地域。 間口が狭く、奥行きの長~い土地が多く残っています。 今回もそんな町家時代から続く間口の狭く奥行きの長い特徴的な土地での建替え工事です。 建物を計画する上でまずは間口をどう確保し、どういうアプローチで建て替えを進めて行くのかじっくり計画する事が重要です。 弊社ではこうした間口の狭い宅地での建替え工事も何度も経験し、実績を蓄積してきました。 今回もそんな経験を生かして建替え工事を進めて行きます。 そして現場ではいよいよ建て方作業が始まりました。 そんな現場作業の様子をお伝えして行きます。 前日まで何もなかった場所に柱が立ち始めます。 これまで大工たちが刻んできた細長い木材が立体を形成する最初の段階です。 この柱立てが始まると建て方作業のスタートです。 基礎の上に敷いたヒノキの土台。 その上に杉の柱を立てる作業が柱立て。 山で林を形成している時と同様、今度は杉が製材され街中の一角で角材の林を形成して行きます。 立てた柱の上に桁材を載せる作業。 足場と脚立を利用し、大きな梁材を少しずつ高い位置まで上げます。 4人掛かりで持ち上げ、柱のホゾ穴に差し込みます。 梁材は重く、ほぞ穴が小さいのでなかなかうまく組み上がりませんね。 大工たちの力作業が続きます。 まずは外周部の構造材を組み上げて行きます。 そして内部の構造材を組むことで少しずつ構造が安定して行きます。 2間間口の建物なので外周の構造が組み上がるとその内部に梁材を落とし込んで行きます。 手前から順に梁材を入れて行き、だんだん構造がしっかりしてきました。 この横方向の梁材や桁材は唐松を使用しています。 杉に比べ強度の高い唐松は横に寝せて使用します。 梁材掛けの作業が続きます。 地上で梁にロープを掛け、2人1組で引き揚げます。 その際に片側を先に上げて桁材の間をくぐし、材を桁の上に引き上げます。 力と2人の息が合わないととても疲れる作業ですね。 引き上げた梁材をゆっくりとホゾに差し込みます。 下で指示する棟梁、ロープを巻き付ける作業、息を合わせて材を引き上げる作業、ほぞ穴に入れる作業、いろんな作業が組み合わさり建て方が進みます。 大工はいろんな仕事をマルチにこなせないと出来ない仕事ですね。 1階部分の構造が組み上がると間直しの作業。 柱の垂直や桁の通りを確認して、仮筋交いを打ち付けます。 これで構造がしっかりと安定します。 建物の脇に運ばれてきたのが構造用合板ですね。 これは2階の床下地を形成するネダレス合板というモノ。 厚さ3cm弱の合板でとても重いものです。 これからこれを2階に引き上げて作業を行います。 先ほど組み上げた構造材の上に合板を敷いていきます。 このように一気に床が出来て行きます。 最終的にはこの上に床板が張られることになりますが、現段階では作業床として使います。 次の2階の建て方が安全に進むようにこうした工程を採用しています。 足場の上から撮影するとこんな感じです。 手前側の床下地が無い部分は、床の高さの違う玄関部分。 2世帯住宅なので、2階にも玄関が付くので細かな床の段差を構造段階から形成して行きます。 作業床が出来上がると次の2階の建て方作業が進みます。 とてもいい天気に建て方があたり気分よく仕事が進みますね。 だんだん構造が出来上がり、建物のおおよその大きさが分かる状態になってきました。 大きい建物ですね。 現場での建て方作業がいよいよ始まりました。 山で林を形成していた杉や唐松が伐採、製材、大工の刻みを経て街にやって来ます。 建て方作業の柱立てでは山と同様角材になって林を形成するようですね。 たくさんの木材が立ち並ぶ建て方作業はとても見ごたえがあります。 今回は盛岡市中心部の現場、使用する木材は地元盛岡市産材を使います。 地元の木を使い、大工の技術を生かした家づくりが進んで行きます。 建築地のある盛岡市本町通りは盛岡の城下町時代からの商人街だった地域。 今回施工を行う場所も旧町名は「油町」。 そして町家独特の間口の狭い奥行きの長い敷地形状となります。 そこでの間取りの計画や工事の進め方など、現代の宅地分譲地とは全然違う家づくりとなります。 そんな家づくりの様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-28 05:29
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 27日
盛岡市本町通りで進行中の住宅新築の現場です。
今回は、マチナカの狭い敷地に住宅と駐車スペースを確保するため、おのずと3階建ての建物となりました。 弊社ではなるべく地域材を使いなおかつ大工の技術を生かした家づくりを目指します。 木造3階建ては、構造計算が要るため通常はプレカットによる工場生産の建物構造を基本にしています。 そこをあえて大工の手刻み、構造材には盛岡市産材を使おうという試みにチャレンジしました。 もちろん建物も個性的な外観と内装を計画。 大工が技術を生かした家づくりを計画しています。 そんな家づくりの現場をご紹介して行きます。 弊社作業場では大工の刻みの作業が進んでいます。 小瀬川棟梁も墨付けをほぼ終え、自ら刻みの作業中。 梁材をノミで刻む姿です。 ノミを木槌で叩く音が響きますね。 太くて長い唐松の集成梁に穴あけ作業中。 移動式の角ノミという穴掘り機を設置して四角い穴を空ける作業です。 30mm×30mmの真四角のノミとドリルが合わさった便利な機械です。 集成梁に溝を掘る作業。 溝堀用のカッターとアルミ製の定規できれいに溝を掘っていきます。 梁と梁の接合部はこの溝と金物でしっかりと緊結します。 溝掘りカッターで溝をおおよそ作り、最後の端部の仕上げは大工の手作業。 ノミと木槌で仕上げて行きます。 工場生産のプレカット加工と大きく違うのがこの端部の納まりですね。 プレカットでは、この手作業が無い分溝が丸くなってしまいますね。 構造材の中に数本ある唐松集成の大きな梁材の刻みが進みます。 構造計算で強度を担保しないといけない部分にはJIS規格の岩手県産唐松集成材の梁材を使用します。 すべてが無垢の地元材という訳には行きませんね。 別の場所では堀口大工が刻みの作業。 無垢の唐松の桁材を加工中です。 丸ノコで仕口を作っているところですね。 棟梁が墨付けを行った構造材を数人の大工たちで刻むのが弊社の作業の進め方です。 続いてはドリルでの穴あけ作業。 構造材の接合部は、金物で必ず補強するのが決まり事。 ドリルで開ける穴は、ボルトを通すための穴ですね。 建て方作業の際に現場で素早く作業が進むように先に穴を空けておく事が大事です。 こちらは長さの短い構造材ですね。 梁と梁の間に入る繋ぎ材などです。 寸法がいつもより大きく、105×150mmの材を使用。 こんなところもいつもの木造2階の建物とは違います。 木造3階ならではの木材の使い方ですね。 小瀬川棟梁の刻みが続きます。 先ほどの唐松集成梁に続き、無垢の唐松の梁材の刻みに取り掛かりました。 ここでも移動式の穴掘り機が活躍です。 重い梁材を移動することなく、穴掘り機を持ち運んでの作業です。 屋外に置いていた柱材も刻みの準備です。 山積みの柱を仕分けして、ホゾの加工や長さの切断作業の準備です。 大工たちの刻みの作業が順調に進んで行きます。 現場では、建築確認の中間検査も終了。 鉄筋の配筋作業が完了です。 次のコンクリート打設までに細かな作業を進めます。 ホールダウン金物の固定とコンクリートの打ち継ぎ部の防水処理ですね。 作業の進みに合わせてチェックしながら作業を進めて行きます。 コンクリートの打設作業が始まりました。 いつもの様なポンプ車はありません。 ここは敷地が狭く、ポンプ車を置くと道路が通行止めになってしまいます。 そのため、ミキサー車から直接基礎の中にコンクリートを流し込むように計画しました。 コンクリートの打設作業が完了です。 大きな樋を使い、遠くまでコンクリートを流して無事に終わりました。 後はきれいに水平に均して作業が完了です。 翌日は型枠の組み立て作業です。 水平に打設したコンクリートの上に鋼製の型枠を立てて、基礎の立上り部分を形成して行きます。 基礎全体の型枠の準備が完了です。 この後は立上り部分のコンクリート打設作業へと進みます。 敷地が狭く、作業がかなり大変ですが順調に進んで来ました。 最後に基礎巾や高さのチェックを行って確認します。 この他、ホールダウン金物の位置や水道配管の位置もチェック。 コンクリート打設の準備は整いました。 弊社では初めて取り組む地域材を使った木造3階建て住宅の建物が進行中。 今回は、構造設計の設計士、意匠設計の設計士、製材所、大工の棟梁が事前に打合せし何度も構造を変更しながら進めてきました。 たくさんの技術者が協力しないとなかなかうまく進みません。 みんなの協力で無事に着工にこぎつけました。 弊社作業場では大工の棟梁が盛岡市産の構造材の刻みの作業を進めています。 現場では基礎工事が進行中です。 いい建物を作るための職人たちの仕事が進んでいます。 作業の様子を順次お伝えして行きます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-27 05:37
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 25日
盛岡市黒石野で進む住宅新築の現場です。
高台にある団地の端の土地なのですが、特徴が目の前にある斜面とその斜面に生える桜の木。 通常の平坦な敷地とは違い、南面に障害物が無く桜の木が立つという好立地です。 どんな住宅にするのかお施主様と時間を掛けて計画し、進めてきた新築工事がいよいよ完成しました。 完成写真を何回かに分けてお伝えしようと思います。 今回は、2階の様子をご紹介します。 2階へ上がるとすぐに現れるのが大きなホール。 正面の大きな壁は、白く塗装してありますね。 壁のほとんどをシナベニヤ張りで仕上げた建物ですが、ここだけは真っ白い壁。 かなり印象的な仕上がりです。 ホールの奥には、大きなガラス製の建具が配置。 建具の奥は、寝室とサンルームとなっています。 透明ガラスの建具にして、奥の部屋が見えるのですが、収納にBOXを利用しあえて見えてもいい様に計画しています。 振り返るとホールの反対側には、子供室とオーディオ機器の棚。 このホールはフリールームとして計画し、プロジェクターで映像を移したり、音楽を聴いたりと遊びの要素の大きい空間です。 階段室の一角にプロジェクターが設置されていました。 位置や角度も調整できるように天井にはステンレス製のレールを設置。 いろんな用途に書くようできるように考えてあります。 この白い壁面に映像がきれいに映る事になります。 とてもおもしろい空間になりました。 そして白い壁面の下に並ぶ地窓から見える緑はすべて桜の木。 夏のこの時期は濃い緑一色、春先にはピンクの桜が満開に見える地窓です。 このホールへ上がってくる階段の脇に畳1帖分の小さな空間があり、天井からロープが下がっています。 ここは、階段脇の吹き抜けを利用したクライミングウォールとなっています。 空間を覗き込むと・・・。 吹き抜けの壁面はラワンベニヤで構成され、たくさんの穴が空いています。 そこにクライミング用のホールドが設置されていますね。 ミニクライミングウォールを作りました。 1階の登り初めはこんな感じ。 テレビを見るための小上りの奥にホールドを設置して上り始めます。 安全対策のロープも設置できるようにしました。 階段の斜め部分もホールドを取り付けられるようにして、ホールドの配置を変えると結構な難易度のボルダリングを楽しめますね。 ちょっとした遊びの空間を作るのもいいですね~。 ホールから入る寝室もシンプルな作りです。 ベットは弊社大工が作った収納を兼ねた小上りベット。 脇には収納棚をしっかりと確保しています。 棚もすべて大工が作りつけたので、後から買い足す家具はほとんどありませんね。 寝室奥のクローゼットは服がびっしりです。 収納は不足することの無い様にかなり充実させています。 生活空間から見える部分はBOXを利用し、見えない部分はとにかくたくさん収納できるように棚を計画しています。 こちらはサンルームですね。 天井のバーには洗濯物を干したり、干し終わった洗濯物をたたむ為のカウンターを設けたり。 奥の棚にはそのまま洗濯物を収納できるように計画。 収納は同規格のBOXできれいに収納します。 最後にご紹介するのは子供室。 子ども2人用に小上りベットを2台製作。 手前の机は収納棚を活用したカウンターとして設置しています。 子どもたちのおもちゃを配置してかわいらしい空間になっていきますね。 カウンター机にはイスを配置し、絵本を読んだりお絵かきをしたり。 テレビも設置でき、絵本もたくさん収納できるように計画された棚が機能していますね。 電子ピアノを置く台も大工が作りました。 子どもたちの楽しくなる要素満載の子供室。 ちょっとした工夫でいろいろ計画できるので楽しいですね。 ここも窓から見えるのはサクラの木々。 四季の移ろいを見ながら暮らす事が出来るいい場所です。 今回は2階の様子をご紹介しました。 通常の住宅では2階は寝室と収納、子供部屋という内容がほとんどですね。 でもこちらの住宅では、そこに遊びの要素をたくさん取り入れました。 フリースペースにはプロジェクターを配置し、オーディオもこだわっています。 そして階段の空間を利用したクライミングウォールの設置など、お施主様のアイデアを生かしていろんな仕掛けを作りました。 とっても楽しい空間ができました。 次はプロのカメラマンさんに撮影してもらった写真でご紹介しようと思います。 次回もお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-25 05:15
| 現場日記~住宅新築~
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