岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 08月 21日
盛岡市本町通りで進行中の住宅新築の現場です。
今回は、マチナカの狭い敷地に住宅と駐車スペースを確保するため、おのずと3階建ての建物となりました。 弊社ではなるべく地域材を使いなおかつ大工の技術を生かした家づくりを目指します。 木造3階建ては、構造計算が要るため通常はプレカットによる工場生産の建物構造を基本にしています。 そこをあえて大工の手刻み、構造材には盛岡市産材を使おうという試みにチャレンジしました。 もちろん建物も個性的な外観と内装を計画。 大工が技術を生かした家づくりを計画しています。 そんな家づくりの現場をご紹介して行きます。 構造材の墨付け作業が進む弊社作業場の様子です。 小瀬川棟梁が唐松の梁材の墨付けを開始しました。 今回使用しているのは、盛岡市産の唐松材です。 木目も詰り、いい梁材です。 盛岡では、主に玉山区と川目地区で採れる唐松を使用しています。 墨付けを終えた梁材です。 墨付けは、構造材を加工するための線を墨で引く作業。 同時に番付も記載します。 大工仕事の最も基本的な工程となります。 墨付けの際には棟梁はこのように1本1本の木材をじっくり見てから墨付けを始めます。 どの方向に曲がっているか、木目の状況、節の位置、木材の上下を確認し、どの位置にどの向きで使うのかを考えたから墨付けを進めます。 すべての木材を見てから作業するのが棟梁の大事な仕事になります。 先ほどの唐松の桁材も墨付け開始ですね。 墨付けには差し金、墨差し、墨壺を使います。 昔から変わりない道具を使用し、棟梁の墨付け作業が進んで行きます。 こちらは棟梁の図板ですね。 紙の図面から大工が木組みの図面を作ります。 この図板を元に墨付けが進んで行きます。 木造3階建てもいつもと同じ工程で作業が進みます。 現場では基礎工事が進んでいます。 現在は基礎の配筋作業。 現場で鉄筋組みの作業が行われています。 すごい量の鉄筋を組み上げて行きます。 配筋作業が終わると水道工事の準備です。 基礎を貫通する部分に塩ビ管を設置して行きます。 コンクリートを打設しても穴が確保できるように先にこのような作業を行います。 鉄筋が組み上がるとチェック作業。 土間の配筋のピッチを確認。 基礎内部の地中梁部分の高さのチェック。 基礎外周部の高さのチェック。 まずは自主検査を行い、続いて第3者機関による検査となります。 まずは瑕疵担保責任保険の配筋検査。 ハウスプラスさんの検査員さんが配筋をチェックします。 OKであれば次の工程へ。 続いては基礎外周部の型枠設置作業。 木製の型枠を立て、内側には断熱ボードを入れて行きます。 基礎の外周をぐるっと型枠で囲って行きます。 続いてまた検査です。 今度は建築確認申請の中間検査。 こちらは日本ERIさんの検査員さんによる配筋検査です。 基礎のコンクリート打設の前にこうした検査を受けてから作業を進めて行きます。 基礎の配筋と型枠設置が完了です。 2度の検査も無事に合格しました。 続いてはコンクリートの打設作業です。 現場の基礎工事が順調に進んで行きます。 弊社では初めて取り組む地域材を使った木造3階建て住宅の建物が進行中。 今回は、構造設計の設計士、意匠設計の設計士、製材所、大工の棟梁が事前に打合せし何度も構造を変更しながら進めてきました。 たくさんの技術者が協力しないとなかなかうまく進みません。 みんなの協力で無事に着工にこぎつけました。 弊社作業場では大工の棟梁が盛岡市産の構造材の墨付け作業を開始。 現場では基礎工事が進行中です。 いい建物を作るための職人たちの仕事が進み始めました! 作業の様子を順次お伝えして行きます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-21 04:22
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 20日
盛岡市黒石野で進む住宅新築の現場です。
高台にある団地の端の土地なのですが、特徴が目の前にある斜面とその斜面に生える桜の木。 通常の平坦な敷地とは違い、南面に障害物が無く桜の木が立つという好立地です。 どんな住宅にするのかお施主様と時間を掛けて計画し、進めてきた新築工事がいよいよ完成しました。 完成写真を何回かに分けてお伝えしようと思います。 完成した建物の外観です。 ちょっと曇り空で写真がイマイチですね。 四角い黒い箱の様な外観です。 隣地側から見ても四角い箱な雰囲気。 なるべく単純な形状で凹凸感を無くしています。 外構工事もシンプルな素材を組み合わせて構成。 駐車スペースはコンクリートの舗装にしてあります。 建物外観も含めて一体に構成しました。 駐車スペースの奥側は芝生を敷いています。 ここは、自宅キャンプでテントが張れるように考えての選択です。 そしてやはり緑のじゅうたんは見た目にもいいですね。 フェンスも昔ながらの亜鉛メッキのネットフェンスです。 リビングのご紹介です。 縦に長い建物形状の一番奥がLDKのスペースです。 天井と壁はシナベニヤ、床板はナラ、建具は黒く塗装して仕上げています。 オーディオ機器も壁面にすべて収納出来るように計画してあります。 大きなテレビとスピーカーが配置されていますね。 テレビの位置、スピーカーの位置など映画を見るためにしっかりと計画された空間になっています。 一番奥のダイニングスペース。 敷地形状に合わせて三角気味の空間に4人掛けのテーブルを配置しています。 黒い框の窓を隔ててキッチンが配置してあります。 キッチンもいい雰囲気に仕上がりました。 床は黒いモルタル仕上げですね。 キッチン本体と背面にはステンレスカウンターを配置。 奥にはパントリースペースも設けています。 キッチン本体はオールステンレス製ですね。 壁面は黒いパネルを張ってあります。 黒い壁面に配置されたステンレスのキッチンが素敵です。 今回は外観と1階のLDkスペースをご紹介しました。 次回は2階部分を中心にご紹介したいと思います。 外観から内装、設備機器までこだわった建物に仕上がっています。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-20 04:33
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 18日
盛岡市東仙北にて進行中の新築現場。
今回は大きな平屋の建物。 平屋の特色を生かし、小屋組みには太くて長い地元産の木材を使用して豪快な構造を作りたいと考えています。 現場では建て方作業が無事に終了し、大工たちは次の工程へと進み始めました。 地元盛岡市産木材を使った、大工の技術を生かした家づくりが順調に進む現場。 そんな作業の様子をご紹介していきます。 建て方作業が終了した現場の内部。 すっきり片付ききれいな状態ですね。 この段階では、構造材として使用している木材がしっかり見えています。 地元の木が建物をしっかりと支えている事が分かりますね。 いつ見ても大好きな光景です。 現場に搬入されてきた断熱材。 これは、外周部の付加断熱用の成型グラスウール断熱材です。 厚さ42mmの高性能断熱材を建物の外側を包むように設置して行きます。 このように柱の外側に木で下地を組み、その間に成型グラスウールをはめ込んで行きます。 横方向に木で下地を組み、同じく横方向に断熱材を入れていますね。 サッシ開口を除き、完全に断熱材で建物を囲っていきます。 室内側から見るとこんな感じです。 柱や桁が見えていますね。 その柱や桁の外側に断熱材があるのが分かりますね。 これが付加断熱の施工になります。 付加断熱の施工を間近で見るとこんな感じです。 横方向の下地は、根太45×45の唐松を使用。 隙間なく断熱材が入っているのが分かりますね。 付加断熱を入れるとすぐに防水透湿シートで覆います。 これで雨が降っても断熱材が濡れる事も無く安心です。 サッシの設置も進み、建物らしく変化してきました。 サッシは高断熱の樹脂サッシを使用しています。 北面と西面にはトリプルガラスを採用し、付加断熱と共に建物の断熱性を高める要素となります。 きれいに付加断熱が施工されました。 平屋なので断熱施工は1階部分だけになります。 屋根の三角部分には付加断熱も入っていませんね。 外周部の付加断熱の施工が完了です。 防水透湿シートで完全に覆われ、一安心の所まで来ました。 外周部にはここから外壁の下地となる木材の設置が始まりますね。 一方屋根の施工も同時に進んでいました。 建て方終了時は、このようにルーフィングを敷いた状態の屋根。 ここから屋根葺き作業が始まります。 GL鋼板を立平葺きという工法で設置。 屋根が端の方から出来て行きます。 このように約45cmほどの巾のトタンを並べてかみ合わせ、屋根に固定して屋根葺きが進んで行きます。 トタンの継ぎ目には防水テープという補強材を入れて、かみ合わせ部分から雨漏りが起きないように配慮して施工を進めて行きます。 写真は軒先のトタンの接合部ですね。 このほかにも立平葺きのトタン同士も接合部に防水材を入れてあります。 屋根葺きが完了です。 これで雨がいくら降っても室内に影響がないところまで進んで来ました。 室内側の施工も次の段階へと進んで行きます。 弊社作業場で進んできた大工たちの刻みの作業から、現場での建て方作業へと工程が進んで来ました。 建て方作業も無事に終了し、現場では屋根葺きや断熱施工へと工程が進んで行きます。 ここからは建物の下地を作る工程が主になってきます。 建て方の様なカッコいい作業ではありませんが、建物の性能や耐久性に係る大事な作業となります。 地元の木材を使い大工が作る家づくりも次の工程へと進んで来ました。 そんな作業の様子を詳しくお伝えして行きますね。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-18 04:10
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 17日
盛岡から少し離れた岩泉町で始まる住宅新築の現場「岩泉の家」。
「オオツカヨウ建築設計」さんの設計、弊社の施工というタッグで工事が進んで行きます。 地元岩泉町付近で伐採された木材を使用し、弊社の大工が墨付け刻みから行う家づくりです。 冬寒く夏暑い盆地気候の岩泉、そこでも快適に生活できるように大塚さんが設計した住宅です。 設計士さんと弊社大工の家づくりが進行中! どんな住宅が出来るのか今から楽しみです。 現場では建て方作業が無事に終わり、大工たちは屋内屋外で下地の作業へと取り掛かっています。 そんな現場での作業の様子をご紹介していきます。 屋外では建物外周部への耐力面材設置作業が進行中です。 建て方で組み上がった建物の構造に不燃素材の耐力面材をぐるっと張って行きます。 外周を囲われて建物らしさが見えて来ました。 総二階部分もこのように面材を隙間なく張ります。 この後、窓の開口を作るので現段階では窓は無く白い壁の建物が出来上がって行きます。 室内側はこんな感じですね。 耐力面材は光を通さないので、だんだん室内が暗くなっていきます。 まずはこのように外周部の施工を先行し、雨などの影響をなるべく受けないようにしつつ施工を進めて行きます。 2階の上屋根の板金工事が完了です。 立平葺きという板金施工での屋根葺きとなります。 縦縞のシンプルな屋根です。 下屋根の施工も進みます。 上屋根とは少し勾配が変えてあります。 外観を構成する大事な部分の施工です。 こちらは建物裏側の選択スペースの屋根です。 外周部の耐力面材の設置後に施工を進めて行きます。 雨の当たる柱部分はヒノキ材を使用しています。 外周部の耐力面材の施工後には室内の床下地作業となります。 まずは大引きという床を支える構造部分を設置して行きます。 その下を水道配管が通って行きます。 大引きの上に床下地となるネダレス合板を敷きます。 この下地が作業床となります。 まずは外周部を囲い、足場となる床を作りつつ作業が進んで行きます。 袰岩棟梁がLDKでネダレス合板を切断中。 大きな建物ですので、大きな部屋を先に施工し、足場を固めてその他の場所の施工を進めます。 大きい建物ならではの施工ですね。 作業床が出来てくると電気配線の作業が始まります。 電気配線や電話線、リモコンの操作線などいろんな配線が所狭しと通っていきます。 大工の木工事だけでなく、電気工事や水道工事が同時に進んで来ます。 現地での建て方作業が順調に進み、建て方作業も終了しました。 これまで1本1本の木材だった構造材が基礎の上で組み上がり、大きな構造物を構成していく過程が十分に見れました。 大工たちが躍動する現場での建て方作業はいつ見てもいいですね~。 そして次の工程は壁や床のの下地作業へと移っていきます。 ここからは、建物の耐久性や断熱性能に係る工程です。 引き続き大工たちの作業の様子をお伝えして行きますね。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-17 15:24
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 17日
今年は祝日も重なり、少し長めのお盆休みを頂きました。
お盆期間も終わり、今日から仕事再開です。 各現場の竣工も控え、現場も今日からフルスピードで動き出します。 例年通りの暑い夏の日差しが心地よいお盆期間でした。 今日から数日は過ごしやすい気温との事。 現場にとっては動きやすい、いい仕事再開になりそうです。 よろしくお願いいたします。 #
by iwaizawa
| 2018-08-17 04:23
| おしらせなど
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