岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 08月 10日
盛岡市本町通りで進行中の住宅新築の現場です。
今回は、マチナカの狭い敷地に住宅と駐車スペースを確保するため、おのずと3階建ての建物となりました。 弊社ではなるべく地域材を使いなおかつ大工の技術を生かした家づくりを目指します。 木造3階建ては、構造計算が要るため通常はプレカットによる工場生産の建物構造を基本にしています。 そこをあえて大工の手刻み、構造材には盛岡市産材を使おうという試みにチャレンジしました。 もちろん建物も個性的な外観と内装を計画。 大工が技術を生かした家づくりを計画しています。 そんな家づくりの現場をご紹介して行きます。 弊社作業場では大工の棟梁による墨付け作業が始まりました。 今回の建物は小瀬川大工が棟梁を務めます。 墨付けのスタートはヒノキの土台の墨付け作業。 墨壺、墨差し、差し金を使って大工仕事が始まりました。 こちらは墨付けを待つ柱材の山。 杉の柱は盛岡市産材を使用します。 たくさんの柱を使用しますね。 木口を見るとみんな黒くシミの様なものが付いていますね。 これは、人工乾燥の際に水分が抜けた跡です。 しっかり乾燥した杉材を使用して行きます。 積み上げた柱の山の最上部にはちょっと変わった寸法の柱材もあります。 こちらのの柱は105角。 一般的に使用する管柱の寸法ですね。 今回の建物もこの105角の柱を使って建物を計画しています。 最上部に積まれていた10本弱の柱は105×150という寸法。 実は初めて使用する寸法の柱材です。 木造3階建ての構造計算で必要な柱の細長比という計算で出てきた寸法です。 木造2階建てでは出てこない珍しい寸法の柱材を使用します。 小瀬川棟梁の墨付けは土台に続き桁材に進みます。 桁材は、盛岡市産の唐松材を使用して行きます。 構造計算に従って決められた寸法の梁材を使います。 一方現地では基礎工事が進んでいます。 基礎を作る部分の土を掘削する根掘りの作業。 重機とたくさんの作業員で土を掘削し、そのままトラックに積み込み搬出する作業が進みます。 掘削が終わると砕石を敷き詰め、防湿シートを敷きます。 べた基礎という基礎の工法で作業が進んで行きます。 建物の建つ場所全体を掘り下げ、大きなコンクリートの塊を作るのがべた基礎です。 間仕切りの部分はこのように深く掘り下げてあります。 建物の力が上から掛かる部分はこのようにコンクリートも厚く計画し、しっかりと建物を支える構造になります。 図面通り施工が進んでいるかはチェックしながら作業が進みます。 建物外周部には細い木が並べられていますね。 これから薄くコンクリートを打つための桟木ですね。 基礎全体に薄くコンクリートを打設。 捨てコンという部分の施工ですね。 これから始まる断熱施工と鉄筋敷きの作業を円滑に進めるための工程ですね。 断熱材敷きの作業が始まりました。 ボード状の断熱材を基礎の底面全体に敷く作業です。 斜めの部分もありなかなか施工も難しいですね。 鉄筋敷きの作業が始まりました。 まずは外周部の鉄筋を並べて結束します。 そこから基礎内部の土間の鉄筋を順次結束して行きます。 基礎内部の土間の鉄筋も並び始めました。 まずは縦方向に鉄筋を並べて行きます。 続いて横方向にも鉄筋を並べ始めました。 最終的には縦横同じピッチに鉄筋が並ぶ予定です。 こうして土間全体で建物の重量を支える構造で計算されています。 弊社では初めて取り組む地域材を使った木造3階建て住宅の建物が着工しています! 今回は、構造設計の設計士、意匠設計の設計士、製材所、大工の棟梁が事前に打合せし何度も構造を変更しながら進めてきました。 たくさんの技術者が協力しないとなかなかうまく進みません。 みんなの協力で無事に着工にこぎつけました。 弊社作業場では大工の棟梁が盛岡市産の構造材の墨付け作業を開始。 現場では基礎工事が進行中です。 いい建物を作るための職人たちの仕事が進み始めました! 作業の様子を順次お伝えして行きます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-10 04:49
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 09日
日時 2018年8月10日(金)-21日(火) 10:30-18:30(最終日16:00まで) 会期中のお休み 8/16(木) 会場 shop+spaceひめくり(盛岡市紺屋町4-8) 詳細 ひめくりHP http://himekuri-morioka.com/ 作家在店日はブログなどでお知らせします。 同時開催 坂本千明「退屈をあげる」原画展 ・・・・・・・・・・ 大沼道行さんの陶磁器と、坂本千明さんの紙版画の二人展です。 坂本さんの著書「退屈をあげる」の原画展も同時開催ですので、 見どころの多い展示になりそうですね。 寅印菓子屋さんのお菓子の販売も予定されています。 販売日はひめくりさんのHPでご確認くださいませ。 #
by iwaizawa
| 2018-08-09 17:23
| イベント案内
2018年 08月 09日
盛岡市黒石野で進む住宅新築の現場です。
高台にある団地の端の土地なのですが、特徴が目の前にある斜面とその斜面に生える桜の木。 通常の平坦な敷地とは違い、南面に障害物が無く桜の木が立つという好立地です。 どんな住宅にするのかお施主様と時間を掛けて計画し、工事が進んでいます。 現場では、大工を中心とした建物本体の工事がほぼ完了し、外構工事に取り掛かります。 外周部のフェンス設置や駐車スペースのコンクリート舗装、庭の芝生敷きなどの工事が予定されています。 そんな現場作業の様子をお伝えしていきます。 駐車スペースのコンクリート舗装部分。 コンクリートの打設作業が始まりました。 ポンプ車とミキサー車でドロドロのコンクリートを流し込む作業です。 作業はこんな感じで進みます。 ポンプのオペレーター、出てきたコンクリートをおおよその高さに均す人、コテで平らに均す人、足りない部分にスコップでコンクリートを運ぶ人、大人数で作業が進みます。 職人がコテで均して行くときれいに平らに仕上がって行きますね。 この日は天気も良く、コンクリートの乾きも早いようです。 均し終えた部分からどんどん乾燥が進んで行きます。 均し終えた土間にホースで水を掛けています。 余り天気が良すぎて乾燥が一気に進むとこの段階でコンクリートがひび割れます。 理想の乾燥はゆっくりじっくりと水分が抜けて行く事。 この後仕上げの均し作業を行いつつ、乾燥具合を見極め養生の段取りに入ります。 翌日に土間の様子をチェック。 いい感じに乾燥していました。 ひび割れも無く、きれいな仕上がりです。 コンクリート舗装の奥の土の部分。 ここは、芝生にする予定なので、一定の高さに土をすきとります。 そして土を平らに均していきます。 土の上におおよそ10cmほどの山砂を入れました。 山砂は、学校のグランドに使う砂の一種です。 雑草の種がほとんど無い山から採れる砂ですね。 盛岡近郊だと玉山区から採れますね。 外周部のフェンス設置作業も始まりました。 フェンスは、亜鉛メッキ仕上げのネットフェンス。 昔から小学校の敷地境界に立つ緑色のフェンスと同じようなタイプです。 ただ、色が緑ではなくメッキのシルバー色ですね。 シンプルな仕上がりにするためあえてこの色を選択しています。 コンクリート舗装部分も外周にフェンスを設置して行きます。 こちら側には一部に出入りできるモジュールも取り付けます。 軍施設のまわりに張り巡らしてあるフェンスっぽい感じです。 シンプルでいい仕上がりです。 コンクリート舗装奥の芝生部分では、芝生敷きの作業が進みます。 芝生は姫高麗という種類の芝生。 クール便で鹿児島からやって来ました。 1枚1枚丁寧に敷き詰めて行きます。 芝生スペースが出来上がりました。 芝生が根を張りなじむまであまり踏まないように養生します。 無機質なコンクリート舗装や金属のフェンスと対照的な芝生がいいアクセントになりますね。 建物本体の工事がほぼ完了。 新築工事を進めながら外構工事の施工内容を検討してきました。 古いブロック塀を撤去し、メッシュフェンスを設置、舗装もコンクリート舗装として建物に合わせたシンプルな外構工事となります。 建物に合わせた外構工事を行う事で周辺の環境とも一体となり、敷地全体でいい雰囲気を作り上げますね。 そんな外構工事もいよいよ作業が完了しました。 次回は、完成写真をお伝えしようと思います。 お楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-09 04:32
| 現場日記~住宅新築~
2018年 08月 08日
盛岡市材木町で施工をさせていただいておりましたBOUND COFFEEさんがプレオープンします。
9月中旬までのプレオープン期間は東京「堀口珈琲」のコーヒーが飲めますよ。 今日は最後の仕事として看板を取り付けてきました。店主自ら作った看板です。お店の中もプレオープンに向けて準備が着々と進んでいます。 お店の外観はこちらです。よ市が行われる材木町の通りから1本中央通側、一方通行の道沿いにあります。 お盆の間も休みなく営業されていますので、ぜひ一度足をお運びください。 <BOUND COFFEE プレオープン> 2018年8月9日(木)11:00~ プレオープン期間は11:00~19:00営業、お休みなし。 (9月中旬までの予定です) 住所 岩手県盛岡市材木町5-3 ヴィラ芙蓉1F TEL 019-658-8680 #
by iwaizawa
| 2018-08-08 14:40
| 現場日記~店舗~
2018年 08月 08日
盛岡市東仙北にて進行中の新築現場。
今回は大きな平屋の建物。 平屋の特色を生かし、小屋組みには太くて長い地元産の木材を使用して豪快な構造を作りたいと考えています。 現場では建て方作業が順調に進み、構造の組み上げから屋根下地へと作業が進んで行きます。 地元盛岡市産木材を使った、大工の技術を生かした家づくりが進み、建物の形もだんだん見えて来ました。 そんな作業の様子をご紹介していきます。 建て方作業は順調に進み、登り梁の上に化粧板を張る作業です。 このように登り梁の家に板を置き、上から釘で留めて行きます。 下から見上げると隙間なく杉板がきれいに見えて来ます。 続いて気密シートの施工です。 板の隙間から空気が通らないように施工して行きます。 屋根の構造である母屋掛けの作業。 桁材に使を立てて行きます。 にょきにょき生えるタケノコのようですね。 束の上に母屋を掛けて行きます。 登り梁のあるLDKも含め一体の屋根になるように母屋を掛けて行きます。 この辺りは棟梁の墨付けの制度が問われますね。 登り梁の上にも使を立てて行きます。 気密シートの上から束を差し込むので気密もしっかりと確保できます。 登り梁の構造から一般構造の屋根まで母屋が一体に掛かりました。 平屋の大きな切妻屋根がだんだん見えて来ました。 母屋まで掛かった段階の外観です。 たくさん木材を使っているのが分かりますね~。 斜め方向から撮影すると建物の向こう側がほとんど見えません。 そしてこの木材たちはすべて地元盛岡市産材となります。 母屋へ垂木を取り付ける作業がスタート。 垂木は野地板の下地になる部分なので、屋根の勾配なりに設置して行きます。 大工2人掛かりで垂木を所定の位置に置き、釘で留めて行きます。 垂木が並び始めると建物の形もかなり分かるようになります。 正面から屋根を撮影しました。 屋根の形がわかり建物らしく変化して行きます。 屋根下地を作る段階の室内側はこんな感じです。 大黒柱、栗の曲り梁、棟木、登り梁とすべての構造材が見える状態です。 この木組みの状態もとてもいいですね~。 登り梁の上に断熱材を入れました。 隙間なくきれいに並べ、断熱性能をしっかりと確保です。 垂木も掛かり建物の形もほぼ見えて来ました。 建て方作業もあと少しです。 垂木の上に野地板を張る作業。 弊社ではなるべく野地板には無垢の木を使用します。 今回も盛岡市産の唐松材の野地板となっています。 屋根は一番過酷な環境です。 トタンは夏は70度、冬は-10度ほどになり、下地の野地板は常に過酷な状況です。 本物の木は長い年月この状況をしっかりと強度を確保してくれますね。 野地板の上にルーフィングを敷きました。 ここまで進むと多少の雨でも室内での作業が出来るまでになります。 建て方作業も一段落ですね。 屋根にはルーフィング、建物外周部にはブルーシートを張り建て方作業が終了です。 これで天候を見ながら室内作業を進めて行きます。 室内作業の初めは床下地の施工ですね。 大引の間に断熱材を敷く作業。 高性能のグラスウールの成型品をはめ込んで行きます。 上からネダレス合板という板を敷き床の下地が出来上がります。 これで床の上を歩きながら作業できる環境が整いました。 ここからは外周部の断熱下地の作業へと進んで行きます。 弊社作業場で進んできた大工たちの刻みの作業が終了し、現場での建て方作業が進んで行きました。 豪快な構造の組み立て作業から屋根下地の作業へと建て方作業も進み、建物の形がほぼ見えて来ました。 そしてこうした建物を構成する構造部分や屋根下地がすべて地元の木というのが大事です。 この地域の気候風土で育った木を使う事で建物の寿命ももちろん長くなります。 そしてそこには腕のいい大工たちの存在が欠かせません。 地元の木、腕のいい大工がそろってこその建物を作っていきます。 そんな大工たちが躍動する建て方作業も無事に終了です! 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-08-08 05:05
| 現場日記~住宅新築~
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