岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 02月 06日
盛岡市上田で進行中のプロジェクトです。
地元岩手県産木材をふんだんに使ったアパートの新築工事。 立地をしっかり考え、お施主様と入居ターゲットを絞り、間取りを検討してきました。 単身者向け、1LDKの4世帯の長屋式のアパートとなります。 もちろん構造材から仕上げの床板までしっかりと地元の木を使って作り上げて行きます。 大工の技術をしっかりと生かした賃貸住宅、他の物件とは少し違う雰囲気に仕上がる予定です。 基礎工事と構造材の刻みが終わり、現場での建て方作業がスタートです! それでは作業の様子をお伝えしていきます。 現場では、土台敷きの作業が始まりました。 出来上がったコンクリートの基礎にヒノキの土台を敷く作業です。 ヒノキの土台を敷き、レベル水準器で水平を確かめつつ作業を進めて行きます。 作業は鈴木大工と中津大工、藤澤棟梁の3人で進めました。 足場の上から見ると土台がたくさん使われているのが分かりますね。 土台敷きの作業と同時進行で構造材の運搬作業も進みます。 道路が狭く、資材を置くスペースが限られているので作業の進行を見ながらその都度材料を運んでいくという段取り。 今回は、構造用合板を積み込み搬入の指示があるまで待機です。 現場での建て方作業がスタートしました。 まずは1階部分の構造が組み上がりました。 敷地いっぱいに建物が出来始めましたね。 見えている木材はすべて地元岩手県産の木材です。 足場の高い位置からの撮影。 梁や桁がものすごく細かく配置されていますね。 狭い敷地に目いっぱいの建物、間取りもギリギリまで細かく考えているので建物の構造も複雑です。 構造が組み上がるとまずは金物の取付作業です。 桁と桁が交差する部分にボルトを入れて補強していく作業です。 1階に降りて撮影。 地元の木でしっかりした構造。 土台はヒノキ、柱は杉、桁や梁は唐松材を使用しています。 この雰囲気、いつ見てもいいですね~。 金物を取付け、仮締めしてから間直しの作業。 柱の垂直を確認したり、桁の通りをまっすぐに整える作業。 1階の構造を組み、1階の間直し、2階の床を敷き、2階の構造を組むという順番で作業が進んで行きます。 間直しが終了し、整った1階部分の構造です。 続いてはこの上にネダレス合板という床下地となる合板を敷きます。 まずは作業床として次の工程の安全を確保しつつ作業を進めて行きます。 床の合板敷きの作業が行われました。 続いて2階の構造の組み上げ作業を行います。 1階の上に2階の構造が組み上がり始めました。 あっと言う間に2階の構造が見えて来ました。 建物がだんだん高くなってきて迫力が出てきましたね。 2階の桁上に上るとこんな感じに作業が進んでいました。 真冬の寒空の中、大工たちの建て方作業が順調に進んで行きます。 アパート新築のプロジェクトが進行中。 基礎工事と大工の刻みが終了し、いよいよ現場での建て方作業がスタートしました。 これまで大工たちが作業場で加工してきた構造材が現場で大きな立体として変化していく様子が見ていても楽しいですね。 今回の建物は集合住宅ですが、素材である木材にはしっかりとこだわり、地元の木を使っていきます。 仕上となる床板にももちろん無垢の木を使用します。 地元の木を使い、地元の大工がしっかりと技術を生かした集合住宅となります。 室内の雰囲気も一般の集合住宅とは全然違う仕上がりになります。 工事の様子は順次お伝えしていきます。 不動産情報の大手athomeさんで入居の募集も始まりました。 入居にご興味の方はこちらもご覧ください。 #
by iwaizawa
| 2018-02-06 04:07
| 現場日記~アパート~
2018年 02月 05日
盛岡市三ツ割で新たに始まる住宅新築の現場。
床面積は30坪ほどの小さな住宅。 限られた土地を有効に利用し、駐車スペースを2台確保しつつ、吹き抜け空間もある4LDKの間取りとなります。 もちろん地元の木をしっかり使い、大工の技術を生かした建物となります。 今回は、キッチンも大工の作るオーダーキッチン。 キッチンを中心としたLDKの空間もとても素敵に仕上がります。 それでは工事の様子をお伝えしていきます。 弊社作業場では棟梁の墨付け作業が進んでいます。 栗の曲り梁に墨付けを行う鈴木棟梁。 太鼓に挽いてある栗の梁の木口に差し金で墨をつけて行きます。 差し金、墨壺、墨差しを使って昔ながらの大工仕事ですね。 墨を付けた仕口を棟梁が自分で刻みます。 丸ノコを使って大きく仕口をカット。 細かな部分は手ノコとノミで作業を進めます。 曲り梁の刻みの様子はお施主様にも見学いただきました。 棟梁の墨付けを見ていただき、どんな梁材なのか、どこに使うのか、どんな事に気を付けて刻みを行うのかなど現場の大工の声をお施主様に届けます。 家づくりのとても大事な工程の一つですね。 そして真剣な眼差しで墨付けを続ける鈴木棟梁。 こうした仕事を行う大工の姿はなかなか見る機会がありません。 弊社ではこうした大工の仕事の様子をお施主様に見ていただき、家づくりを一緒になって進めて行きます。 お施主様には大工の墨付け、刻みの見学の後に板材の見学もして頂きました。 弊社作業場の天板置き場に行き岩手県産の木の天板を見学。 セン、カツラ、オニグルミ、クリ、ケヤキ、ニレ、ナラ、杉、唐松、赤松などたくさんの板材を見ていただき、特徴をお話しし、どこにどの木材を使うかの参考にして頂きます。 お施主様の見学終了後も大工の刻みの作業は続きます。 ヒノキの土台を刻む鈴木棟梁。 今回は大工が他の現場で忙しく、自分で墨付けし自分で刻みを行う棟梁です。 唐松の桁材を刻む棟梁。 ノミで仕口をきれいに作っていきます。 ノミを叩く木槌の音が作業場内に響きます。 心地よいいい雰囲気です。 一方現場では基礎工事が進行中。 基礎の立上り部分のコンクリート打設まで終了し、養生期間を経て型枠を解体していきます。 建物の形に基礎が出来上がってきましたね。 建物内部に砕石を入れて行きます。 一定の高さになるように隅出しを行い、砕石を搬入。 きれいに平らに均していきます。 入れた砕石はプレートという機械で振動を与えながら締め固めて行きます。 大き目の砕石、細かな砕石が振動で混ざり合い、しっかりと硬い下地となります。 砕石の上には防湿の為のポリシートを敷きます。 基礎の下の地盤からの湿気の進入を押える役目ですね。 現場には再びポンプ車とミキサー車がやってきてコンクリートの打設作業です。 今回は下地を作った基礎内部の土間のコンクリート打設です。 小雪の降る寒い日の作業となりました。 ポンプの先からドロドロの生コンクリートが流れてきます。 一定の高さに均しながらどんどんコンクリートを流し込みます。 床下、玄関土間、浴室など場所によってコンクリートの厚さを変えて施工していきます。 基礎が完成しました。 雪の影響もほとんど受けずに作業が進んで来ました。 無事に基礎工事が完了です。 後は、大工の刻みの作業を待つだけですね。 弊社作業場での大工の墨付け作業と現場での基礎工事が同時進行で進んで行きます。 墨付け刻みの作業は、大工の棟梁を中心に地元の杉や唐松材を使ってじっくりと作業が進みます。 すべて手作業での構造材の加工作業です。 そんな作業の様子をお施主様にも見学していただきました。 担当する大工の棟梁を紹介し、刻みの難しい点、材料の特徴などを大工の声でお施主様に届けます。 ご自分の家を作る大工の仕事ぶりを見ていただくことはとても大事な事だと考えています。 小さな建物ですが、地元の木をしっかりと使い、とても楽しい納まりがたくさんある建物。 外観や室内の仕上がりも見どころ満載です。 定期的にアップしていきますのでお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-02-05 05:24
| 現場日記~住宅新築~
2018年 02月 03日
盛岡市中心部で建築を進めてきた現場「南大通りの家」。
「オオツカヨウ建築設計」さんの設計した建物の施工です。 盛岡市中心部の江戸から続く街並みのなか、その雰囲気を壊すことなく高性能の住宅として施工を進めてきました。 元々長屋が建っていた敷地ですので間口が狭く奥行きがとっても長い独特の敷地形状。 その敷地形状を生かした建物を計画し、そこに大工の技術を生かした木のぬくもりのある住宅を計画。 そんな高性能の住宅を作る上でもやはり難敵なのが敷地の狭さ・・・。 大工の経験、知恵と工夫で乗り越えてきました。 そんな現場作業が終了し、年末に建物が完成しました。 完成写真を何回かに分けてアップしていきました。 今回が最終回となります。 階段を上がった2階はフリースペース。 お子さんのベットを置いたり、勉強や遊びの空間です。 岩手県産ナラの床板がいいですね。 白い壁がとてもきれいに床板を引き立ててくれてます。 階段を2階側から見るとこんな感じ。 素材はセンの木。 もちろん地元岩手県産材を使用しています。 無垢ならではのいろんな木目があります。 地元の広葉樹を使った階段はとてもいいモノです。 岩手ならではの贅沢ですね。 フリースペースに面した吹き抜け。 手摺は鉄製フラットバーで製作しています。 下のリビングとも程よくつながりとても気持ちのいい空間です。 吹き抜けの天井からは素敵な照明も釣り下がっています。 下を覗き込むとこんな感じです。 おっと下には大塚設計士。 玄関ホールのタイル敷きの空間ですね。 素敵な照明とテーブルが配置されていますね。 下の様子はこんなですね。 とっても素敵な空間です。 玄関ホールという感じはしないですね。 2階のベットルームも素敵です。 ベットとシンプルな照明。 それだけで十分です。 クローゼットは家具として配置されています。 素敵な家具ですね。 家具はClub8studioさんが納めています。 とても素敵なコーディネートですね。 クローゼットの奥には空調システムが設置されています。 電気を使った温水暖房のシステムと第1種換気システムの空調本体が収納。 ここで家中の暖房を管理する事になります。 とても素敵な住宅が完成しました。 いろんなハードルがありましたが、そのハードルをうまく利用し高性能な住宅が完成です。 間口の狭い城下町に由来する宅地に地元の木を使った高性能な住宅が完成です。 古くからの街並みにもなじみ、現代の生活に適応した住宅が出来ました。 最終回は2階を中心にアップしました。 今回の建物は街中の準防火地域の制約のなか高性能な家づくりを計画でした。 街中になじむデザイン、法の規制、心地よい間取り、大塚設計士の設計技術をひしひしと感じられる建物でした。 そこに大工の技術を生かし、地元の木を使うことで気持ちのいい建物が出来上がりました。 今回の施工では私たちも学ぶことがとても多く有意義な時間となりました。 ここでの経験を活かし、また素敵な住宅を作っていきたいと思います。 お施主様、大塚設計士、関わった多くの職人さん方、ありがとうございました。 #
by iwaizawa
| 2018-02-03 04:54
| 現場日記~住宅新築~
2018年 02月 02日
盛岡市内で進む住宅新築の現場「S-COURT]。
設計は「オオツカヨウ建築設計」さんです。 盛岡市中心部の間口が狭く奥行きの長い古い敷地にその敷地形状を以下した住宅を建てます。 街中の防火の規制の厳しい地域にありながら優れた断熱性能と技術のしっかりした大工の木造が融合した建物になる予定です。 現場では無事に建て方作業が終了、続いて外周部の下地作業へと進んで行きます。 地元岩手県産材で構成される建物の構造から下地作業へと工事の様子をご紹介していきます。 外壁張りの作業が進む外部作業。 建物正面の外壁張りまで進んで来ました。 薄いベージュ色の外壁は塗り壁の下地となるサイディングです。 ガレージも外壁が張られようやくシャープなイメージになってきました。 ガレージ正面から玄関までが塗り壁となります。 玄関周りもフラットに仕上がり、いい雰囲気に変わってきました。 外壁張りの作業がひと段落するとガレージ内の仕上げの作業。 天井のボードを張る作業です。 天井材は耐火性のボードを張って行きます。 フラットに仕上げるためジョイント部分は突き付けで張って行きます。 ガレージ内の壁面も施工が進みます。 こちらは、塗装仕上となるので塗装下地となるフラットな外壁材を張って行きます。 ガレージ内は丸山大工と鈴木大工で施工を進めて行きます。 室内でも大工作業が進みます。 大きなLDKでは床板張りの作業があと少しのところまで進んで来ました。 大面積の床すべてが岩手県産のオニグルミの床板となります。 いい雰囲気ですね。 床板張りの作業を終え、床はしっかりと養生を行います。 続いては壁のボード張りの作業へと進みます。 置くの中庭に面する大開口の木製サッシがいい雰囲気です。 壁を張る前には、気密シートのチェック。 シートのジョイント部のテープ処理やコンセント周りの気密処理をしっかりと行ってから壁のボード張りの作業へと進んで行きます。 気密の性能もかなりいい数値が出ました。 小瀬川棟梁は階段設置の作業に取り掛かりました。 太田大工が加工したオニグルミの段板を設置していきます。 まずは曲り部分の大きな三角の段板を取り付けます。 2枚目が設置されました。 階段はこの曲りの部分がとても難しいので、まずはこの曲り部分を決めて行きます。 そこから順に直階段を施工していきます。 まわり階段部分の4段が設置されましたね。 大きな三角形の段板が少しずつ重なりながら高さを変えて設置されます。 平面の図面では簡単に線を引いて階段になりますが、実際の現場では3Dの立体を考えないといけません。 何度見ても難しいですね~。 大工たちの経験と技術がこうした施工を可能にします。 周り階段から直階段につながる部分がまた難しそうです。 下地を入れながら蹴込板を設置しつつ階段がだんだん形になっていきます。 すごいですね~。 段板の設置も終わり、蹴込板もはめ込まれました。 蹴込板はシナベニヤで仕上げ、白く塗装して仕上げます。 オニグルミの段板がきれいに見えてくるはずです。 オニグルミはとっても肌触りのいい木、年月が経過しすべすべしたきれいな階段になっていきます。 現場では一つの山場でもある施工途中での気密測定が終了し、仕上げの作業も徐々に進み始めました。 床板張りや階段設置、外部での外壁張りやガレージの施工も一気に進んで行きます。 街中の間口の狭い敷地ですが、とっても素敵なデザインの建物が計画されています。 そしてデザインだけでなく、住宅の性能もしっかりしていて大工の技術がしっかりと生きる建物に仕上げて行きます。 「デザイン、性能、技術」3者がバランス良く融合する住宅新築、続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2018-02-02 05:20
| 現場日記~住宅新築~
2018年 02月 01日
今年の冬は本当に寒い日が続きますね。
ここまで寒い日が続くと通常の冬は凍結しないような給湯器周りのトラブルが急増します。 今週に入りかなりの数の給湯トラブルが発生しています。 もう一度給湯器や給湯配管の点検を行いましょう。 こちらのお宅では今週に入り蛇口から水しか出ない状態に。 給湯機にはエラー表示が付くようになりました。 給湯配管から水が出るということは、配管が凍結したわけではなっようです。 給湯器周りに何かトラブルが起きているはずなので現場に急行しました。 見た目特に変わった様子もないよう気が・・・・。 でもよーく見ると配管の凍結防止ヒーターが1本外れてました・・・。 そのヒーターの先は・・・・ドレン配管。 ドレン配管って何?という感じですね。 エコジョースという高効率の給湯器は、排ガスから熱を取り出す際に水が多量に発生します。 その排水を行う配管ですね。 結果このように排水が凍結し、給湯器の上までつららの様な状態に。 これで排水が出来ずに給湯器にエラーが出ていたのが原因です。 ヒーターをコンセントに差し込みしばらくすると排水管が通水し症状が改善されます。 寒い日が数日で終わっていればすぐに溶けて通水していたはずですが、寒い日がここまで続くと溶ける暇なくこのような状態になります。 今年の冬は、通常の冬ならトラブルに至らずに気が付かず通り過ぎるような事がトラブルに発展します。 来週も再び寒波が来るという予報も出ています。 今一度給湯器のまわりの状態をチェックしてください。 給湯機からつららが立っている場合や給湯器に雪が掛かる状態などは解消しておくことが大事です。 確認事項 1. 給湯器自体に変化が無いかチェック(本体からつららが立っている、異音がするなど) 2. 給湯器のまわりの状況をチェック(雪がかぶっていないか、屋根から水が滴っていないかなど) 3. 追い炊き機能付きの給湯器の場合には、浴槽には水が張ってある状態で就寝する(凍結防止運転を行う) 4. 配管周りのヒーターのコンセントがしっかりと差し込まれているかチェック もしお湯が出ない場合や水しか出ない場合などおかしいと思ったら給湯器の品番を確認し、症状をしっかりと把握してから専門業者に対応をお願いしましょう。 その際に必ず症状の改善だけでなく、予防法を聞くことが大事です。 その家ごとに対処法はマチマチなので専門家の意見が大事です。 まだまだ寒い日が続きます。 気を付けてお過ごしくださいね~。 給湯機トラブル多発のお知らせでした。 #
by iwaizawa
| 2018-02-01 13:01
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